見出し画像

それで十分な人生|育児日記

2023年9月に長女くんちゃんを出産。穏やかでちょっとおかしな夫ゴジくんとともに育児に奮闘する日々を綴ります。

2024/3/3 5m17d

初節句、だけど特に何もせず。世の中的にそんなに大事なイベントだとは知らなかった。来年はくんちゃんも大きくなっているだろうし、ちゃんとお祝いしてみようかな。

朝から実家へ出向き、くんちゃんを預ける。友人が所属する吹奏楽団の演奏会へ行くためだ。父も母もくんちゃんが来るのを相当楽しみにしていたようで(つい先週も泊まったのに)、フリーズドライの離乳食各種をはじめ、ベビーチェア、服、食事用スタイ、ガーゼタオル、オムツまで一式揃えてくれていた。もはやそのまま住めるくらいだ。上擦ったテンションでくんちゃんを抱っこしたり、なんとか笑わそうといないばあを度々繰り出したり、ともにベタベタになりながら意気揚々と離乳食をあげてみたり。じいじばあばが幸せそうで何よりだ。この歳にしてやっと親孝行ができているような気がする。

いっとき育児を忘れ、ゴジくんと演奏会を堪能する。昨年に引き続き、聴きに来れてほんとうによかった。耳福すぎて、全身がリラックス状態になり途中うつらうつらしてしまったのは内緒。こうして、「母」ではなくただの「わたし」に戻れる時間が尊い。この楽団は吹奏楽コンクール全国大会の金賞の常連で、限りなくプロに近いアマチュアだ。友人はここに10年以上在籍しているはず。仕事と両立しながら練習に打ち込む彼を心から尊敬する。そもそも、何かをこの熱量で継続できること自体すごすぎるよ。団員の方それぞれ、プロを目指さない理由はいろいろあるのだろうけれど、趣味を究極まで突き詰めるって、なんというか神聖な域だなと思ってしまった。そこから見える景色を、わたしは一生目にすることはないだろう。来世に期待。今世では浅く広く、かいつまんで楽しむぞ。家に帰って晩酌しながら観た大河『光る君へ』で、推しの直秀が死んでいた。直秀〜!(泣)って言ってるだけで十分満足なのが、わたしの人生だ。

お読みいただきありがとうございます。フォロー&スキ、とっても励みになります、、!(スキはnoteアカウントがなくてもできますので、お気軽に♡)

この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?