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カナダで出会った絵本を紹介2-異文化や違いを理解しあう、素敵なお話

異文化を認め合い、理解しあおうという次男の小学2年の時の授業で一緒に読んだ本です。

引っ越し、新しい学校など、新しい環境で心細い気持ちになるのは誰でも同じ、そんな不安な子供に読んであげたい本です。

また、日本でもどんどん国際化が進み、クラスにもいろんな国籍の方が学んでいる環境にいらっしゃるお子さんにもお勧めです。

これも泣きました。

対象年齢は4-7歳

主人公のアンヘイは、韓国からアメリカへ移り住んできました。
学校への初めての登校日、スクールバスの中で名前を聞かれますが誰も正しく彼女の名前を発音してくれず、なんだか恥ずかしくなり、不安を感じます。

担任の先生やクラスメイトの前でも「名前は何?」と聞かれますが、「まだ決まっていないの、来週までには選んできます。。」と言います。
クラスメートはヒソヒソ噂。「名前がないなんて?」「スパイだったんじゃないか、新しいIDが必要なんだよ」

次の日教室に行くと、アンヘイの机の上に空のビン。その中にたくさんの紙切れが入っています。デイジー、マジソン、、クラスメート達が名前のアイディアを紙切れに書き、瓶の中にいれたものでした。
「私が考えた名前を使ってくれたら嬉しい」とクラスメートたち。

アマンダ、、ローラなんて名前も素敵。
アンヘイは想像します。でも、なんだかピンとこない、、

さて、彼女はどの名前を選ぶのか。
自身のバックグラウンドも大切にしていきたいという主人公の気持ちの変化も感じ取れ、心が温かくなります。

読み聞かせチャンネルで一緒に発音しながら英語の勉強にも良さそうです。



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