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Vol.4.4 『トライアンドエラー トライアンドエラー』と唱えて

前回、習慣についての記事を書いたのですが、今回はその記事を書いた後に思ったことの記事です。


●習慣にはふたつの性質がある

習慣には『良い習慣』と『悪い習慣』があると思います。

『良い習慣』は文字通り、自分にとってプラスになる行動や思考を続ける事で自分が理想とする将来像に一歩でも近づくためのプロセスのようなもの。

対して『悪い習慣』は自分にとってマイナスな事なのにどうしてもやってしまい、なかなか抜け出せなくて悪循環に陥ってしまうもの。

私はこの『悪い習慣』が『良い習慣』より圧倒的に多い。

ダメだとわかっていてもついついやってしまう自分がホント大嫌いでした。

そんなダメな自分を変えたくて、自己啓発本の要約動画や本を読んで自分の理想とする将来像に近づくためにやっている『良い習慣』を作りますが、いつもその日の気分でやめてしまう。

例えていうなら、
昨今の朝活ブームを習って自分も早起きをしようと試みるも、在宅なのをいい事に二度寝をしてしまう。(外で働いていた頃は早起きできてたのに😰)
毎日絵を描くにしても今日はその気分じゃないと言って何日も描かない。


●トライアンドエラー

こんなダメな自分が何かを成し遂げるなんて無理できない。どうせまた失敗する。私はそういう星の元生まれてきたんだ。

このように、私の『悪い習慣』は、目標立てても三日坊主で一向に習慣化できず、できない自分をさらに否定して悪循環に陥らせるものでした。


しかし、そこでふと思いました。

ちょっと待て…今までできない自分を散々責めてきたけど、責めてきて自分が成長してきた事あったっけ?
っていうか、自分を責める事が『癖』になってない?


そこで私は自分が自分を責めている姿を客観的に想像してみました。

なにやってんだ自分?そんなことしてもなんにも変わらないだろ。


そう思うようになると、自分の中でなにかがストンと落ちる感覚がしました。


そして、前回書いた記事で私は毎朝と寝る前に白湯を飲む習慣がついたという記事を書きました。

この記事で、私は白湯を飲まないと落ち着かないほど習慣化されたと書きました。


『やらないと落ち着かない』→『身体が自然とその動作をする』→『癖?』🤔

そうか、『習慣』って『癖』なんだ😳

だったら、早起きも毎日絵を描く事も白湯と同じように『癖つけ』させないといけないんだ。

その為には時間をかけないといけない。
そこで私は癖つけさせるためにあるルールを定めました。


それは『1日怠っても自分を責めてはいけない』です。

今の私に大切な事は、自分を責める悪い習慣をなくすこと。

自分を厳しくすることが必ずしも自分にとって良い事ではない。

失敗したらしたでまたやり直せばいいじゃない。


そこで私は朝起きたら手帳を開いて、その日起きた時刻と今日やる事リストを3つを書き込む事を今年から始めました。

最初は幸先良かったのですが、次第に滞る…。しまいには「こんなことをして何になるんだろう」とリストを書かない日もありました。

そんなある日、過去のページを捲って自分が今年から始めたやってきた3つのチェック済みの項目を見ました。項目はどれも大した事ないものばかりですが、「私今までこれやってきたんだな」と自分をちょっと感心しました。
そこでこの項目はただ単純にこなす為のものではなく、できたという成功事例を自分に経験させて自信をつけさせるためなのではないかという考えに行きつきました。

だからこの3つの項目は買い出しに行くでも、ゴミ捨てに行くでも、絵を描くでも、noteを書くでもなんでもいいようにしています。

こういう事はスマホではなく、手帳に書けと言われるのは手帳の方が自分のやってきた事が見えやすいからなのかもしれませんね。


●よし、やるぞ!

まずは早起きを『癖つけ』させて充実した1日を作ろう。

そして絵を描かないと落ち着かないという気持ちを身体に落とし込めよう。描きたくない日があればせめて日ごろから鉛筆を持つ意識をしよう。


できなくても失敗した自分を責めない。気にしない。


『トライアンドエラー トライアンドエラー』と唱えて。







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