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反抗期対策#5「ごめーん!」と親が謝る

これって、意識しないと意外とできていないことに気が付きます。
やっぱり大人も人間なので、失敗はします。
そして子供は正直なので、遠慮なく指摘してきます。

親になると、タスクが当然増え以前よりも忙しくなります。
自分の事だけやっていればよかったのが、
子供の身の回りのお世話や、
スケジュール管理、
交友関係、
子供のタスクまでも
頭に入っていなければなりません。
そして、子供はあんまり待ってくれません。

本当に、自分はよく頑張っている。。。
それなのに、子供から指摘されたら?

「仕事が遅くなっちゃったからしかたがないでしょ」
「ママだってこんなにやることあるんだから。」

言い訳しちゃいがち。。。

でも大人は子供に言います。
「言い訳しないで、ちゃんと謝らないとダメよ」と。

これは反抗したくなるポイントです。
子供は、ちゃんと謝らなきゃダメよと育てられているのに、
大人は謝らなくていいの?
思春期さんは今、大人になろうとしていますので、
モヤモヤするでしょうねー。

だから、
大人もまずは「ごめーん」と言っちゃうようにしています。


悪いことをしたから謝るのではない

日本語って、美しいなって思うことがあるんです。
主語や述語を省略して、表情や声のトーン、
間や空気で半分会話している感じ。
同じ言葉でも、いろいろな意味に捉えることができます。

「ごめんなさい」って本来、
悪いことをしてごめんなさいという意味合いが強いと思いますが、
私が言ってるのはそういうことではなくて、

「あなたに悲しい思いをさせてごめんなさい」
「あなたを待たせてしまってごめんなさい」

「私が○○してしまって」ではなく、
「あなたに〇〇させてしまって」と、
主語を相手側に変えてみるんです。

相手が困ったことになった事実に対して「ごめんなさい」という気持ちのほうが、すっと「ごめんなさい」が言える気がするんです。

人間は自分を防御するように脳がプログラムされていますから、
弁解したり、言い訳したり、自分以外に非がないか探して、見つからなかった場合、あ、自分が悪かったなと認識できるんだそうです。

すぐ言うのがポイント

「ごめーん、待たせちゃったね!仕事遅くなっちゃって・・・」
「ごめーん、慌ててて、忘れちゃってた!今からやります!」
「ごめんごめん、聞こえなかった」
「ごめんね、ちょっと手が離せないんだけど、後でも大丈夫?」

どんなに「もぉーーー、こっちの気持ちも知らないで!」と思ったとしても、すぐに「ごめーん!!」と できるだけ素早く、子供とフェアな立場に立つようにします。

そうすると、
思春期くんも思春期さんも
「ごめんごめん、遅くなった」
「ごめん、忘れてた」
などと、大人の真似をしていってくれるようになると思います。

できるだけ小さいうちに始めるといいのかなと思います。
「ありがとう、ごめんね」は
大人も子供に対してすぐに言うことを意識すると、
家庭内の空気がフッと軽くなります。

自分自身を解放することが大事

最終的に、
自分が素直に、正直になる事で
自分を解放することになります。
指摘されてイラッとすると言うことは、
自分に落ち度があったか、
誰かのせいにしたいくらい自分の頑張りを理解してほしいか。。。?
自分が悪者になりたくないという防衛反応か。
別に、相手に認めてもらわなくたって、
自分で自分の事を許せているのならもうそれでOKでしょう。

ごめんごめーんと言って
起きてしまった事実を認めてしまえば
自分の心は解放されて楽になります。
それでも責められたら
言い訳でも弁解でもすれば良いんだと思います。
ディスカッションも大事ですからねー。
子供が正論を突き付けてきたら、
「それもそうだね」と素直にいったん受け入れる。

「次からそうしてみようかな」と言って、
『あ、ママはわかってくれたんだな』と思ってもらったほうが、
その日気持ちよく眠れるのではないでしょうか。
もちろん「それはママには真似できないわー」と言って逃げる時もありますけどね。

いかがでしょうか?
今日も最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。

次回は「教えて?」と親が言うことで、
子供は「なになに?」と近寄ってきて耳を傾けてくれるという、
魔法言葉「教えて?」について書いてみようかと思います。

↓今こんなテーマで書いてます。

私が今のところ息子にほとんど反抗されずに済んでいる
子供への接し方10ヶ条

1,幼少期からパパを崇拝するように育てる
2,君ならできる、やってごらん、信じていると伝える
  失敗したら「次はいけるんじゃない?」と伝える
3,都合に合わせて子ども扱いせず、大人扱いする
4,イライラの原因を代弁する
5,「ごめーん!」と親が謝る
6,「教えて?」と親が言う
7,「ママに手伝わせて」とお願いする
8,上からものを言わないようにする
9,ヤダと言ったらすぐに「わかるー」と答える
10,「〇〇やったの?」と言わず別な言い回しを駆使する




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