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教師の名言・格言  その29     No.035 「社会科や算数、理科でこそ国語辞典を使うべき」

No.035 「社会科や算数、理科でこそ国語辞典を使うべき」

国語辞典は、どんどん使わせなければならない。
今の時代、スマホやタブレット、パソコンでネットにつなぐとすぐに知りたい言葉や語句、語彙などが調べられる。
しかし、あえて紙媒体の国語辞典を使わせたい。
国語では、物語文や説明文での言葉は言うまでもない。
それ以上に社会科や算数、理科である。
これらの教科の中には、難しい言葉、専門の言葉が結構ある。
また、知っているようで定義として知っておくのも大切な言葉もある。
例を挙げるなら、社会科では、「等高線」「なわしろ」。
「県庁」などもイメージとしては分かるかもしれないが、県庁ではどんな仕事をしているのかまではよく知らない。
それらを調べてみるのも面白い。
算数では、単元ごとに新しい学習をする。その時最初に意味を調べ、伝え、板書し、ノートに書かせる。
これも例を挙げよう。
「公倍数」「公約数」「人口密度」などである。
言葉で知り、学習を通して具体的に知る。
理科も同様。
「磁石」「てこ」「三日月」などを調べさせるのも面白いものである。知っているようでなるほどと思える言葉がある。
ぜひとも国語辞典を数多く使わせよう。

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