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教師の名言・格言 その18    「作文は毎日書かせることで上達する」

教職についていると出会ったり、浮かんだりする言葉があります。それらを自分なりに名言・格言としてみました。

No.024 「作文は毎日書かせることで上達する」

「継続は力なり」という。
文章をスラスラと書けるようになるにも同じである。
毎日文章を書くことは言うまでもない。
たとえ短くても書くのである。
子どもも同じ。
作文を書かせる。
とにかく書かせることで、書くことに慣れさせる。
書くことに抵抗感をなくさせる。
思ったことを文章で表現させる。
一つの書くパターン(型)を覚えさせる。
一番分かりやすい例を挙げるとすれば、1年生の「せんせい、あのね」である。
「せんせい、あのね。
きのう、うみにいったよ。
とてもたのしかったよ。」
から始めて、どんどんと文章が長くなっていくものである。
「したこと」「思ったこと」から始まり、時系列での記述が増えていく。
長く書けるようになってくる。
こういったパターン(型)はいくつかある。
「○○について書きます。一つ目は…。二つ目は…。最後に…。」
である。
このパターン(型)をどれだけ覚えるか。
それをどれだけ使いこなせるか。
どのパターン(型)を利用すればよいか。
書くことに慣れてくると、内容によってパターン(型)を選択できるようになる。
そのために、冒頭の「書くことに抵抗がなくなりスラスラと書けること」が、根底となる。
しんどくても数多く書かせることから始めよう。
物語のような文章もあるが、それはまたの機会に。

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