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エッセイが書けない時の対処法

どうしても筆が進まない時がある。
表現が古くて恐縮だ。

毎日エッセイを書いているが、いつもはインスピレーションがあるとそのテーマに沿ってストーリーを考えてから書き出す。
これを一次インスピと勝手に呼ぶ。

この一次インスピがないと全く前に進めない。
何をどう考えても頭に何も浮かんでこない。
10分も15分も頭の中に一次インスピが降臨するのを待ってみる。

それで降臨して来る時もあれば、ダメな時も当然ある。

そんな時は何でもいいから書き出してみる。
空に浮かんでる雲の形、どこかの店の錆びた看板、冬なのに半袖シャツを着ている人・・・。
何でもいい、何かを書いてみる。

すると書き出したことについてインスピレーションが必ずと言ってある。
これを二次インスピと勝手に呼ぶ。

一次インスピはストーリーを考えられるほど、頭の中にいる持続時間が長い。
二次インスピは極めて短い。
書き留めておかないと、すぐに頭の中から消えてしまう。
一瞬の勝負だ。

出来栄えはどうかと言うと、やはり一次インスピに基づいたエッセイはストーリーがしっかりしている。

二次インスピで無理やり書いたエッセイは、取り止めのない話になってしまう。
その反面、突拍子もないストーリーが出来上がる。
たぶんぼくが書き始める前に練りに練ったとしても、思いつかないようなストーリーのエッセイが出来上がる。

このエッセイがとても面白い。
内容で面白いのではなくて、何と言うか自分にこんな文章が書けるのかと、何か新しい発見をした気持ちになる。

これがぼくのエッセイを書き続ける原動力だ。


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小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。