鈴々堂/rinrin_dou@ゆりぱせり

作家になりたいという夫の夢をかなえるべく、嫁がnoteでサポートしていこうというプロジ…

鈴々堂/rinrin_dou@ゆりぱせり

作家になりたいという夫の夢をかなえるべく、嫁がnoteでサポートしていこうというプロジェクト。 2024年1月1日、天赦日、一粒万倍日の吉日にあやかってスタートします。 心にしみるエッセイやロマンを感じる時代物など。 嫁のつぶやき、皆さんとの交流も楽しみに。コメントは@昭真より。

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    郷愁、思い出、心にしみるエッセイをあなたに

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「鈴々堂 rinrin_dou」プロジェクトを始めます。

はじめまして、、、といいますか、私はゆりぱせりと申しまして、noteではこれまで韓ドラレビューを中心に推しがただただ好きだという記事などを書いて2年。 noteではたくさんのnoterさんと出会い、記事を読ませてもらってスキしたり、スキしてもらったり。 いつもありがとうございますm(__)m 2024年1月1日、天赦日×一粒万倍日という縁起のよい日にあやかって、以前から考えていたアイデアを形にすべく新たなnoteを始めることにしました。 還暦間近の夫がかねてより作家になり

    • エッセイが書けない時の対処法

      どうしても筆が進まない時がある。 表現が古くて恐縮だ。 毎日エッセイを書いているが、いつもはインスピレーションがあるとそのテーマに沿ってストーリーを考えてから書き出す。 これを一次インスピと勝手に呼ぶ。 この一次インスピがないと全く前に進めない。 何をどう考えても頭に何も浮かんでこない。 10分も15分も頭の中に一次インスピが降臨するのを待ってみる。 それで降臨して来る時もあれば、ダメな時も当然ある。 そんな時は何でもいいから書き出してみる。 空に浮かんでる雲の形、ど

      • 【ショートエッセイ】ヒーローショーの虚像とぼくの罪

        息子がまだ幼稚園に行く前の小さかった時のこと。 ぼくらはウルトラマンと怪獣の着ぐるみショーに出かけた。 当然ながら息子の喜ぶ顔が見たかったからだ。 息子と他のちびっ子たちは、着ぐるみショーに大興奮。 ウルトラマンがピンチになると大声で声援を送っていた。 最後はウルトラマンが◯◯◯◯光線を腕から発射して、怪獣をやっつけて、お決まりのハッピーエンド。 ショーが終わって息子がポツリと言った。 「何で◯◯◯◯光線が見えないの?」 ぼくは咄嗟に言った。 「テレビでは見えてるけど、本

        • 【ショートエッセイ】似つかわしくない場所で咲く花

          毎朝同じ駅の同じホームの同じ乗車位置で電車を待つ。 電車がやって来る束の間に、線路際にある雑草を見る。 最初はよく見かける雑草かと思っていたが、日に日に成長していく。 いつの間にか黄色の大きな花を咲かせていた。 殺風景な線路に似つかわしくない綺麗な花だ。 なぜそんな場所で咲くのだろうか。 植物で溢れる草原や花壇が整備された公園や、似つかわしい場所はいくらでもあったはずだろうに。 そんなところに咲けば、もっと綺麗と思われただろうに。 鳥がそこに種を落としていったのだろうか

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        記事

          【ショートエッセイ】ラーメンと鍵っ子とトラウマ

          ぼくの周りにラーメン好きな人が多い。 そう言うぼくも子供の頃からラーメンが大好きだ。 なぜ好きかと聞かれても理由はわからない。 ぼくが子供の頃、お袋はぼくがラーメンが好きなことを知っていた。 近所の中華料理屋さんに行った時に、小さなぼくがラーメンを食べて破顔してたらしい。 両親は共働きで休みの日も一人で過ごすことが多かった。 小学生の夏休みは長く、毎日一人だった。 朝、仕事に行く前にお袋は、毎日のようにテーブルの上に200円を置いていってくれた。 昼ごはんに近所の中華料理

          【ショートエッセイ】ラーメンと鍵っ子とトラウマ

          【ショートエッセイ】たかが趣味、されど趣味

          筋トレを本格的に始めて一年が過ぎた。 それなりに努力をしてきたつもりだ。 かなり筋肉が付いてきて、体も一回り大きくなった。 よく人に言われることがある。 "そんなに筋肉を付けて、ボディビルのコンテストにでも出るつもりなのか" ぼくは顔には出さないが、この質問をされるととても不愉快に思う。 そこですかさず返す言葉がある。 "ドライブが好きな人は、みんなパリダカールカリーに出場しないでしょ" あくまでも趣味だ。 腕や胸の筋肉を大きくしたいだけのことだ。 それ以上の目的はない

          【ショートエッセイ】たかが趣味、されど趣味

          【ショートエッセイ】桜色の世界

          幻想的な世界に包まれて、ぼくは一人立ち尽くしてしまった・・・。 単身赴任で横浜に住んでいた。 お金もないし、仕事が忙しくかったし、家に戻れない休日はひたすらワンルームにこもっていた。 春になって桜が咲き始めた。 さすがにこの時期は、ワンルームでじっとしていられない。 ぼくは外に出て、桜を見に行くことにした。 電車に揺られて、目指した先は鎌倉にある鶴岡八幡宮。 大きな神社だ。 境内の中を、ぼくは桜を見ながらしばらく歩いた。 時間はたっぷりある。 どこかに立ち寄ろうかと思う

          【ショートエッセイ】桜色の世界

          【ショートエッセイ】フォレスト・ガンプのように生きられたなら

          20年以上も前にフォレスト・ガンプという映画を見た。 名優トムハンクスの演技が素晴らしかった。 人より知能指数の劣る青年が、無欲に、直向きに生きているうちに幸せの方が彼に寄ってくるというストーリーだ。 例えばこの映画で起きたことを人生の基準と想定してみる。 無欲に生きることがあくまでも標準で、欲深くなるほどに減点するシステムだ。 人は自分が少しでも楽をしたい、徳をしたいと思う生き物だ。 だからマイナスポイントがどんどん加算される。 マザーテレサのように他人のために尽くすこ

          【ショートエッセイ】フォレスト・ガンプのように生きられたなら

          【ショートエッセイ】小さい息子と天井のお友達

          息子がまだ一歳か二歳の頃だったかなぁ。 天井を見上げてぶつぶつしゃべっていたのは。 不思議な光景だった。 それはいつもぼくたちの寝室で見かけた。 ダイニングやお風呂では話さない。 うにゃうにゃと何を言っているのかはさっぱりわからない。 でも誰かと会話をしているようだった。 ある日のこと、また息子が天井に向かって話し出した。 「何を話しているの」と妻が息子に聞いた。 「お友達がいるの」と息子が答える。 「お友達?」天井には何も見えない。 ぼくと妻は首をひねる。 あれは何だ

          【ショートエッセイ】小さい息子と天井のお友達

          【ショートエッセイ】ありのままとか簡単に言うなよ

          いろいろな人を見てきた。 実直な人、いい加減な人、愛想の良い人、冷たい人、優しい人、短気な人、寡黙な人、わがままな人・・・。 皆、個性があって同じ個性は二つとない。 それぞれの個性は持って生まれたものなのか、人生経験から形成されていったものなのか。 たぶん、両方なんだと思う。 子供の頃に優しかった人が、大人になってもわがままで攻撃的な人格に変わることはある。 学生の頃に気の長かった人が、大人になって冷たくて愛想のない人になることはある。 優しい人は生まれた時から優しかった

          【ショートエッセイ】ありのままとか簡単に言うなよ

          【ショートエッセイ】一度経験してしまえば、なんてことないさ

          子供の頃、雷が怖くて仕方がなかった。 ただでさえ怖いのに、"雷が鳴ったらおへそを取られる"って変な迷信を吹き込まれ、小さかったぼくには、世紀末がやってきたくらいの恐怖だった。 別に家の中にいれば何をされる訳でもないのに、何がそんなに怖かったのかと聞かれると・・・。 何だったのだろう? 夕立を思い浮かべてみると、外はそれまで太陽が照っていて明るかったのに、急に黒い雲に辺りが覆われ、一転して暗くなってしまう。 この段階で子供の心に恐怖が影をまとう。 遠くでゴロゴロと得体の知

          【ショートエッセイ】一度経験してしまえば、なんてことないさ

          【ショートエッセイ】悲しき努力と才能のミスマッチ

          いろいろなことに熱中したことがあるが、どうしても上手くならなかったことが二つある。 英会話とゴルフだ。 ゴルフは5年以上、毎週最低一回は打ちっぱなしに出掛けた。 英会話に至っては20年以上、毎朝の通勤時間中にリスニングの勉強をした。 しかしゴルフはコースでのスコアは100以下になったことがないし、英会話は全く話せない。 何が原因かと言うと、最初に言えることはぼくにセンスがなかったってこと。 ゴルフは意味もなく飛距離を出そうとして、スウィングが力んでしまって、思ったところに

          【ショートエッセイ】悲しき努力と才能のミスマッチ

          【ショートエッセイ】ひたむきに生きていれば老後も心配なし

          老後のことを想像してみる。 郊外に移り住んでのんびりしたい。 毎日綺麗な景色を見ながら、本を読んだり、映画を見たり、散歩をしたり・・・。 しかしお金は必要だ。 仕事は退職しているから生活費の供給源がない。 どこかに再就職できないかな。 高齢者を雇ってくれる企業はそうそうない。 それに会社勤めはもう懲り懲りだ。 できればもう人と関わりたくない。 お金がなければ、のんびりするどころか食べていけない。 さあ、どうする? 何とかなるだろう。 今まで家族が路頭に迷うような危機

          【ショートエッセイ】ひたむきに生きていれば老後も心配なし

          【ショートエッセイ】じいちゃんはあの世に行ってからも孫の世話を焼く

          親父が死んだ日、息子は小学校で運動会をしていた。 学校で一生懸命練習をしていたから、運動会が終わるまで息子には告げなかった。 ぼくはバタバタと葬式の段取りをして、午後から運動会に駆けつけた。 妻は先に来ていた。 その時に知ったのだが、息子は組体操の頂上に立つことになっていた。 人の山が一段一段組み上がっていく。 小学生が山と化して、人は息子だけになった。 息子は裸足のまま一段一段を踏み台にして、人の山を登って行く。 頂上に辿り着いた。 息子は立ちあがろうとした時、バラン

          【ショートエッセイ】じいちゃんはあの世に行ってからも孫の世話を焼く

          あの夏の日、ぼくたちは座敷童に出会った

          短編小説「座敷童の引越し」のストーリーは当然ながら想像の世界の話だ。 しかし座敷童との出会いの場面は本当にあったことだ。 30年近く前の夏のことになる。 妻と岡山県の牛窓へ旅行に出かけた。 自家用車で予定よりも早く岡山に着いたので、どこかで時間を潰そうと思った時に、その遊園地の案内看板が目に飛び込んできた。 まるでそこに案内されるかのように。 郊外にあったその遊園地の名前は覚えていないが、今は閉園されているらしい。 どこにでもあるごくごく普通の遊園地だったが、時間を潰すに

          あの夏の日、ぼくたちは座敷童に出会った

          【ショートエッセイ】文化は世代を超えて行く

          一回り以上年下の部下と社有車で往復2時間の出張に出掛けた。 車の中でどんな話をしたか思い起こしてみよう。 当然ながら会社の話が多くなる。 会社は間違っている、あの人は仕事のやり方が良くない、ともすれば同僚の批判まで。 良い話はあまりないし、これはサラリーマンの常なので、この件はここまでにしておく。 気付いたのは、その次に長く話したことだ。 プロ野球の話である。 子供の頃と現代のバッティングのスタイルの違い、印象的なピッチャーはだれか、思い出に残る名試合は? そんなことを尽き

          【ショートエッセイ】文化は世代を超えて行く