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医療従事者から営業職へ

こんにちは🤲りんりんです🎵皆様、今日も仕事、学校、家事、育児おつかれさまです🍵✨のんび〜り、見ていってね。

今日のテーマは、「医療従事者から営業職へ転職を決めた」という話しです。

私は離婚して、思い切って、生まれ育った故郷に別れを告げました。その時から、国家資格取得してずっと理学療法士として働いていた自分も変えたいと思い、転職を決めました。


そこで今回は、なぜ国家資格を取ったのに、理学療法士を辞めようと思ったか、私なりの思うことをお話ししたいと思います。


あくまで、りんりんの体験に基づいた話しです。全部の病院がこうとは限りません。


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理学療法士とは?


今でこそ少しずつ知名度が上がってきた仕事です。私が資格取得した10年前に比べると、「リハビリテーション」という文字はどこでも見かけるようになりました😌

理学療法士とは、身体に障害がある人の身体運動機能の回復や維持向上を目標に、自立した日常生活が送れるよう、医師の指示の下、治療を行う医療技術者です。


具体的には、

✔︎事故や病気による四肢切断
✔︎骨折
✔︎脳血管疾患で麻痺
✔︎難病
✔︎五十肩・ヘルニア
✔︎変形性膝関節症
✔︎スポーツでの怪我

など、広い範囲で治療します。病院のほとんどにリハビリテーション科があると言っても過言ではないです。そこで働いているのが、理学療法士です。


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私が理学療法士を辞める理由


1.学費は高い、給料は平均


よく、国家資格とって病院で働いているんだから、お給料高いんでしょ?とか友人に言われます。結論からいうと、働く側としては、そんなことないと感じますね🤔💰

30代半ばの、平均年収は、約457万円。私が以前勤めていた職場は、その地域でもまあまあ給与が良かった病院でしたが、だいたいこの平均通りの年収でした。

医学系の大学はお金もかかります。しかも、学生時代は血の滲むような勉強量と、私が通っていた当時は実習時のモラハラも酷く、残念ですが、後輩の中にはそれで自ら命をたった子もいます…。本当に過酷です😢

そんな思いをして、蓋を開けてみたら給料は平均並み。いや、平均貰えるのは決して悪くないですよ‼️でも、私は見合ってないと感じていましたね。10年働いて、初任給からそんなに昇給もなかったので、5年目ぐらいからそう感じました🤨💬


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2.業務に関係ある?ない?勉強会がとにかく多い


私たちの業務は、患者の治療と、カルテ記載とです。だいたいはそれだけで8時間が終わります⏰ 業務時間内に、書類や手紙を書いたりもします。それ以外の雑用は、やっている時間はほぼないです。


しかし、理学療法士には独特の文化があります。それは「勉強会」。だいたいどこの病院でも、静かになった院内でひっそりとやっています🏥🤫

この勉強会、内容は様々。
自分が今担当している患者のディスカッションや、珍しい症例の経過をまとめて発表したり、

体の解剖学や運動学、生理学などの構造をみんなでおさらいしたり、治療のやり方など、みんなで高め合っていったり…📖✏️

これに関わっている時間、ぜーんぶ、給料でません🤔💰


どんなに簡単な準備でも、スライドをまとめるのに1ヶ月〜2ヶ月はかかります。患者さんの治っていく経過の写真や動画が必要なので、準備期間を縮めることはできません。

このまとめる作業は、時間がなくて業務中にはできないので、どのスタッフも仕事終わってから作業します。これは仕事とは関係ない扱いなので、サービス残業。


私が勤めていた職場で多いところは、勉強会は週2回。だいたい開催は1時間以上かかります。これもサービス残業

しかもこれ、基本全員参加です。参加不参加はとりません。不参加の場合にのみ、「すいません」って言って帰る感じです。子どもいる家庭もいますが、家庭との両立は厳しそうでした👦❌


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3.医者と張り合う文化だから?


日本では地位の低い理学療法士。海外では、医者と同等の権力があります。医者になるか理学療法士になるか、並ぶぐらいと聞いたことがあります。

しかし日本では、医師の指示がなければ働けないという法律があります。ですから、開業権もありません。技術があるからといって、柔道整復師のように、自分でお店開いて営業することはできないのです。

日本に理学療法士という資格ができたとき、私たちよりもっと上の先輩方の中には医大に落ちて、理学療法士になったという方もたくさんいたそうです。それ故に、医師には負けないぞ‼️というプライドが、今の理学療法士の文化を作っているのだと感じますね。

同じように、治療を生業としている柔道整復師の文化には、症例報告や勉強会はあまり浸透していません。もちろん、批判とかではなく、自主的に勉強されている柔道整復師もたくさんいますから、あくまで業界の比較として。


医療従事者は勉強して当たり前❓そうなんですけど、勉強会参加は暗黙のルールです。時にはスタッフ全員が、「これやる意味ある❓」みたいな雰囲気になっていることもあります。


とにかく形だけやろう、一度足を止めたらこの先勉強会面倒くさくなるから」って言ったり。なんだか考えさせられますよね。24時間のうちの、たった❓1時間なのでしょうか⏳


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4.出世できない、昇給が少ない



医療従事者の出世は年功序列です。ですから、自分がどんなに頑張ったところで、運がよくなければ出世はできない世界です。


自分より上の人が退くまで、出世できないので、歳とっても平社員な人もたくさんいます。


そして、出世してリハビリ主任やリハビリ科長になったとしても、給料はそれほど平社員と変わりません。

看護師や医師と頻繁にコミュニケーションを取らなければならない立場で、ストレスも多いと思います。しかし、給料はそれほど上がらない。1番上になっても、平均年収並なので、なかなか夢のない仕事です🤨

理学療法士にも、たくさん勉強して、認定理学療法士の資格を取ることもできます。しかし、取ったからといって、お給料に反映されるわけではないので、多くの患者を治せるようになるかもしれませんが、給料は変わらないので残念ながら、自己満と感じますね…。



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毎日感謝される。やりがいある


悪いことばっか書きましたが、全部嫌になったわけでもありません。私は何年も転職するか悩んだぐらい、良い仕事です。

患者の主訴を治療できるというのは、やりがいがめちゃくちゃあります。毎日感謝されっぱなしの仕事です💕

こんなに直接感謝を言ってもらえる仕事も、なかなかないんじゃないか❓と思いますよ。人の役に立っていると実感できます。


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最後に


夜勤もない、一生食いっぱぐれることのないのも良いです。ですが、同職者は口々に、「このままでいいのかな。自分が歳取った時、やっていけるんだろうか」と嘆く人がいるのも事実です。

将来性をみて、私は転職を決断しました。親には心配されましたね😟💦せっかく国家資格もとったのにって…。


でも、その資格を使わないでどこまでやれるか、一般企業でチャレンジしてみたいと常々思っていたのもあり、決断しました。病院勤務しかしたことないから、スーツもない、名刺の渡し方もオフィスマナーもわからないこんな私。


でも、4月から新しい仕事とっても楽しみです😊今からワクワクしています。




ではまたねっ♫
りんりんでした👋



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このブログでは、私が日々感じたことや、体験したことを、ジャンル問わず気まぐれに綴っています。お風呂に入りながら、ソファでぐうたらしながら、寝る前など、ゆる〜い気持ちで、読んでもらえると嬉しいです🥰

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