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【ドラマ大奥】【漫画大奥】ドラマ最終回に向けて

次の火曜日が、NHKのドラマ大奥の最終回なんです。
第2シーズンからハマって観ているのですけれど、実は漫画はずっと前から読んでいました。
Kindle Unlimitedで1巻が読めるので、もし未読の方がいらしたら、ぜひ。

そして19巻で終わってしまったのが、寂しくもあり、徳川の、江戸時代の終わりを実感してしまうのでした。

最後は、大奥の皆でなんとかして江戸という街を救おうと、そして日本を西欧列強の属国としないようにしようと奔走する姿が、ハラハラしながらどこか心が熱くなります。

大奥という存在は、その秘密性と偏った性の集まりと、思惑の複雑さなどから、どうしても後世の興味をひいてしまいます。だからこそさまざまな小説や映画に取り上げられています。
正直その中には、性的な興味だけから作られたものなどもあり、ついつい大奥という名前だけ独り歩きしてしまっていたように感じていました。

そこに、よしながふみさんは、赤面疱瘡という病気を登場させることで、男女逆転の世界をつくりだし、それがまた自然と受け継がれていき、さらにそこに科学的なアプローチや武士の理不尽な原理なども織り込み、大奥を軸とした壮大な物語を創り上げました。

だからこの『大奥』は、ヒット作となり得たのだと思います。さすがよしながさんです。

漫画の世界観が上手くドラマに昇華されているのもまた、ドラマ制作陣の素晴らしさでもあります。ですから、駆け足ではありますが、家茂亡き後の最終巻(19巻)をドラマ最終回でどのように魅せてくれるのか、今からとても楽しみにしています。

あ、それからウチの白猫の子どもの頃によく似ている、白猫さんが出演しているのも、目を皿にして観てしまう一因だったりして。

時代劇が減ったと思いきや、このように良質な時代劇が楽しめることに幸せを感じながら、漫画もドラマもどちらも満喫しようと思っています。

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