【管理栄養士ママ座談会】食事環境の工夫
普段は子どもの食事について相談に乗ったり、レシピを考案したりしている管理栄養士たち。
そんな彼女たちも、家庭では一人のママとして子どもたちと日々向き合っています。
今回は管理栄養士ママ3人に集まってもらい、子どもの食事のお悩みについて、ご相談が多い内容をテーマに座談会を開きました!
🌸座談会メンバー🌸
ー 食に興味を持ってもらうために何か工夫していることはありますか?
🍊三宅
実は、娘は最近まで食にあまり興味がない様子で、少ししか食べてくれませんでした。
年末年始に実家へ帰省した際、いつもより多い人数で食べた環境が良かったのか、褒めてもらうことが多かったからか、たくさん食べました。
それを機に、帰ってきてからもたくさん食べるようになりましたよ。
🍓白鳥
食事環境の変化が子どもに良いきっかけをくれることってありますよね。
いつもと違う場所やメンバーで食べることが子どもにとって新鮮で、食事自体が楽しい時間になったのかもしれませんね。
🍊三宅
あとは、離乳食初期頃から食べる食べない関係なく、一緒に食卓を囲むようにしています。
一般的な家庭と比べると早い方かもしれませんが、一緒に食べることを大切にしています。
ー 忙しい朝は特に子どもと一緒に座って食事するのは大変だと思いますが、どうしていますか?
🍉宍倉
確かに朝はバタバタで、落ち着いて食べるのが大変なのは事実ですが、それでも我が家も食事はみんなで一緒に食べています。
我が家は夕食の際に一緒に朝食の料理もしているので、基本的に朝は温めるだけです。
また、メニューは2~3種類のルーティンにしているので、メニュー作りに悩む時間はほとんどなく、その分、別の家事に時間をかけられているのかもしれません。
🍌星
食事をさっと出せるようにする工夫は大切ですよね。
私も時間の許すときに離乳食の冷凍ストックをたくさん作っておくことで、食事時の忙しさを軽減しています。
ー 遊び食べになって時間がかかってしまうことはありませんか?
🍊三宅
目につくところにおもちゃは置かないようにしています。
娘は最初、食に興味がなかったことから、遊びたがったり、何かを持っていたりしないと気が済まなかったりして、食べてくれませんでした。
スプーンやコップなど、食事に関係のあるもののみ触ってもOKにしています。
🍉宍倉
食事の環境づくりは大切ですよね。
我が家は、3歳の息子が数字を読めるようになったので、時間を決めて食事をするようにしています。
「時計の長い針が7にきたらフルーツを食べる時間にしたいから、それまでにご飯を食べようね。」
などと声掛けして、意識を促しています。
とはいえ、1~2歳の時は食事中に立ち上がったり、食べ物で遊んだりして、イライラすることもたくさんありましたよ 笑
🍊三宅
食べ物で遊ばれるとイライラしてしまいますよね。
うちの子はまだ離乳食を食べているので、最低1日1回は手づかみ食べをさせています。
ごはんを手でグチャグチャしていると、すぐに拭きたい&止めさせたい気持ちになりますが、娘の成長のためと気持ちをこらえて見守ります。
グチャグチャしてるだけでずっと口に運ばず、完全に遊んでいるだけの場合は終わりにします。
毎食手づかみ食べをさせてあげたい気持ちもありますが、私の心の余裕と相談しています。
イライラしたり疲れ過ぎたりと、その後に悪影響が出るなら手づかみ食べさせない方がいいかなと。
🍓白鳥
親の心も余裕も大切ですよね。
親がイライラしていると、それが子どもにも伝わって、食事の時間も楽しいと感じられなくなってしまいますよね。
ー 食事中のテレビは控えるのが良いのでしょうか?つけないと静まり返りがちですよね。何か工夫していることってありますか?
🍊三宅
我が家では、音楽を流して気分を上げたり、子どもにたくさん話しかけたりして、食事中に笑顔で過ごせるよう心がけています。
子どもにも、食事は楽しい時間であると思ってもらえたらと思います。
🍌星
音楽が流れる食卓、楽しい食卓にするのに一役買ってくれそうですね。
子どもは一度に2つのことを行うのが難しいので、テレビがついていると意識を持っていかれてしまいますが、音楽なら食事の邪魔にならなそうですね。
🍉宍倉
食事中に会話が尽きてしまった時、我が家では食卓に並んでいる食べ物の話をしています。
例えば、「今、食べた時にカリっといい音したね!」や「○○の好きな赤色の食べ物あるかな?」と食感や色に注目するような声掛けをしたり、
「スイカは暑いときが美味しいんだよね!」と食べ物の旬に触れたりもしています。
次回は【管理栄養士ママ座談会】好き嫌いとの付き合い方をお届けします✨
お楽しみに!
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