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「ゴッホ展」が始まります♪響きあう2人の魂に注目!

芸術の秋ですね☆

今年話題の美術展のひとつが、そろそろお披露目です!
それは「ゴッホ展」!!

ゴッホ展~響きあう魂ヘレーネとフィンセント~

9月18日から東京都美術館で始まります♪

ゴッホ展~響きあう魂ヘレーネとフィンセント~
2021年9月18日(土)〜12月12日(日)
※月曜・9月21日(火)は休室、ただし9月20日(月・祝)、11月8日(月)、22日(月)、29日(月)は開室
場所:東京都美術館・企画展示室(東京都台東区上野公園8-36)
参考:https://www.tobikan.jp/exhibition/2021_vangogh.html

実はこの展覧会はいろんな人の意図が満載!!

今回は、どんな意図なのかも紹介しながら、
もうすぐ始まる「ゴッホ展」に一足先に出会っていきましょう♪

タイトルの「ヘレーネ」と「フィンセント」とは

ゴッホの名は聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?

正式名称は「フィンセント・ファン・ゴッホ」(1853〜1890)。
なのでタイトルのひとつ「フィンセント」は彼自身のことです。

じゃあ、もうひとつのタイトルの「ヘレーネ」って?

「ヘレーネ」は世界最大の個人収集家「ヘレーネ・クレラー=ミュラー」(1869〜1939)のこと。

ヘレーネはゴッホを有名にした立役者なんです!

展覧会の影の主役「ヘレーネ」

「ヘレーネ」ゴッホの作品に魅了され、

感動を多くの人に分かち合い、作品を後世に伝えたい!!
と、早くから「美術館」の設立に動き出していったそうです!

「私たちが今、100年以上前に描かれたゴッホの絵画を楽しむことができるのは、それを集めて大事に残し、後世につないだヘレーネのような人々がいたからこそ。」(東京都美術館学芸員の大橋菜都子さん より)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_61260059e4b0231e36965a79

今回は彼女のコレクション展といえるほど、
ゴッホだけでなく、
「ジャン=フランソワ・ミレー」「ピエール=オーギュスト・ルノワール」から「ジョルジュ・スーラ」など、
19世紀半ば〜1920年代までの作品も見ることができるそうです!

それも、彼女の夢が、「美術館をつくりたい」だったから!!

「目的」からくる「意図した行動」

ヘレーネは、自分が世界最大の収集家になりたい!
のではなく、

後世に芸術作品を 伝えたい!
だから美術館を創りたい!!


そんな想いで、実際に美術館設立を達成されています!!!

その美術館は「クレラー=ミュラー美術館」
世界2大ゴッホ美術館にも位置づけられいて、1938年にオランダで設立。

ヘレーネは、自分の知名度を上げるよりも、
後世に作品を伝える!!
という明確な目的をもっていた女性だったんだ!

と今回はじめて知りました☆

ゴッホは彼女のなかでも特別視していた画家だったので、
芸術の時代の転換期に意図して位置付けしたそうです!

なので、「ヘレーネ」コレクションは、
風景などそのまま描く写実主義の「印象派」から、
科学的に色を捉えた点描画の「新印象派」まで幅広く、
ゴッホはその変化に対応した象徴の画家として捉えて構成されたのだとか!

推しの画家を引き立てるために他の画家も収集していたとは、
とても意図ある行動だと思いました!!

◆まとめ◆

今回、この展覧会について書いてみて思ったことは、

目的が明確だと、やることはシンプル!
ということ。

そして、目的を強く想う「情熱」もって仕事することが、
人々の心を動かし感動をもたらすことに繋がる!!

ということ。

私も「情熱的に仕事をする」が信念のひとつでもあるので、
ヘレーネの生き方には共感し、感動しました!!

そんな彼女の情熱コレクションに出会うことができる「ゴッホ展」。

ゴッホの作品の魅力と共に、
響きあう魂「ゴッホ」と「ヘレーネ」2人の仕事への情熱を
感じに行ってみたいと思いました♪

みなさんも機会がありましたら、
9月18日から開催される「ゴッホ展」に
足を運んでみてはいかがでしょうか?

参考


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