ドガ_ポストカード

音楽と気持ちの関係 ~閑話 独り事?

前回書いた「ボレロ」の続きになるかもしれません。いえ、全然違います(笑)。

音楽は気分を変えることが出来る。
でも、感情の動きがあった時には、

【音楽によって気分を】よりも
【気持ちに合わせて音楽を選ぶ】とよい・・・と本で読んだことがあります。

時々、私はそれを試してみています(笑)。
きっと個人によっても違うでしょうからね。

私の場合は、簡単な作業をする場合でも疲れているときには【音楽がない方がいい】ということもあります。

たぶん、それは脳が疲れていて、例え、美しい音楽であっても軽快な音楽であっても疲れた脳には『雑音』になってしまうのでしょうね。
曲やアーティストが悪いのではなくて、私に疲れがあるということです。

なんだか、それは疲れのバロメーターになっています。
「こんな曲が聴きたいかな」と思っていても、それをかけると「何か違う」。

なので第2候補の音楽をかけます。
それでも「なんか違うかしら?」

結局、【今の私には音楽がない方が良い】ということとなるのです。

   ***   ***

映画やドラマに、もしも音楽がなかったなら?

想像力だけでは物足りない「何か」があることになるでしょう。

躍動感とか、哀しさ、ドラマティックな場面、観るものに共感性をプラスする意味で音楽があった方が観やすいのかと思います。


何十年か前から言われる話ですが。

【野菜を育てる時に】
【動物と接する時に】

音楽をかけると、その成長が良くなる/美味しくなる・・・今、ここにエビデンス(証拠)、データは持ってません。
でも、TVで言われたり本で読んだことが何度もあります。


胎教にはモーツァルト作曲の音楽がいい、とも聞いたことがあります。

それは、お腹の中で胎児が聴いていることもあるのでしょうか?
それから、音楽を聴くことで母親がやわらいだ気持ちになりそれが胎児に伝わるのでしょうか?

私が妊娠していた時には、聴きたい曲を聴いていました。
昔のアイドルの曲も、洋楽(ロック)、クラシック、ジャズ・・・。

音楽と胎教についてはわかりませんが、ただ、妊娠中にストレスがあったり逆に嬉しいことがあった時に、胎児がお腹の中で大きく動いていた記憶があります。

感情が伝わっていたのでしょうか、たまたま私が敏感だっただけなのでしょうか?

   ***   ***

私は「子守歌」を知りませんでした。
なので、出産してから眠りそうな赤ちゃん/子供が夜泣きして抱くときにも自分が知ってる上記の音楽のジャンルを歌ったりハミングしてました。

私の親は私に対して愛情はあったのだろうとは思います。
だけど、私は私の幼い頃の記憶は楽しいものではなかった。
母や父が私に歌をうたい笑いかけたということが脳裏に浮かばないのです。
私は幼い頃から私であって私ではない、もう少しハッキリというならば【母子一体化】されていました。それが嫌だと気づいたのは遅い時期ではありませんでした。
自分でいうのもなんですが...
【頑張りすぎていた子供時代】...頑張らないと愛がもらえなかった気がしていました。

またまた私の癖で余談になりました。

自分の好きな曲をハミングする...

そうすることで良かったのかどうかはわかりませんでしたが、まだ子供たちが言葉を発しない間はそうしてしてた記憶があります。

だんだんと子供が大きくなって、TV番組の主題歌など、
「これが好き!」と言われると私はCDを購入しました。私も気に入ってたので(笑)。

それに合わせて子供が楽しそうに踊ったりすると私も一緒にそれぞれ好きなように踊りながら笑って楽しんだこともありました。

私の子供のうちで障害のある子どもは「音が苦手」だとわかった。
苦手でもあり音の聴き分けが得意でもあると気づきました。

(音楽家の絶対音感...とは違います。
『耳がいい』。ドアの開け閉めする音で『誰が帰宅したのか』などが、わかっていました)

ただ、『全ての音を耳はひろう』ので電車の中などはかなり子供にはきつかったみたいでした)

また、眠る時には小さな音でも目覚めてしまい睡眠が浅かったのだと思います。
そんなことにもっと配慮しなくてはいけなかったのですが・・・申し訳ないことをしていたと思ってます。

障害があってもなくても、

【音楽の好み、聴きたい気分】って違いますね。


一人の時はいいですが、例え家族でも、
「こんなものを聴きたいけれどいい?」
「今は何か聴く気分じゃないから、かけないで。待って」
そう答えてくれれば聴きたい人が待つか別の部屋に行って聴けばよいわけですね。


我慢しないでそんなことを伝えあえると、もちろん音楽以外のことも。
相手の立場にたって考えることが出来そうなのかと思うのですよ。

親子関係だけでなくて、立場は関係なく、どんな関係であっても。


読んでくださり、ありがとうございました。

読んでいただき、ありがとうございました。 心理職以外の仕事の1つとして、DV被害で困ってる方々に情報提供をしています。そちらへの支援に使わせて戴きますね。