機器を直接操作する感覚

昨年より話題のAIスピーカー。私も昨年購入しました。そこで感じる違和感について、何回か書きたいと思います。

AIスピーカーってその名の通り2面性があります。
まず、AIスピーカーはスピーカーなので、音楽を聞くものと考えると、置く場所がある程度決まってきます。我が家ではテレビから少し離れたところに置いてます。

その一方、AIスピーカーは機器操作インタフェースです。我が家では機器操作にも使います。例えば、テレビを見たい時に、AIスピーカーに話しかけてテレビをコントロールしてもらいます。

ここで違和感が。。。

これが人なら違和感ないんですよね。
たとえば家族にテレビつけてって言ってテレビつけてもらうことはありました。これは普通。けど、機械になると、なぜか違和感を感じちゃう。

特に、私はテレビを見たい、つけたいので、気持ちはテレビに向かってるんだけど、AIスピーカーは違う場所にあるから、違う方向に向かって話しかけるってところが激しい違和感。
これ、テレビだけなら、AIスピーカーの位置を変えれば良いじゃんって話なのですが、将来エアコン、照明とかいろんな機器が声で操作できる世界を考えると、全部と位置が合うって難しいんですよね。

この違和感についてよく考えると、AIスピーカーって、機械としては今まであまり存在しなかった「代理人」という存在だからなのかもって思ってきました。そして、これがメンタルモデルとしてしっくりこない部分があるのかなと思いました。

今までの世界では、テレビの分身であるリモコンを、その分身元であるテレビに向けて操作していました。エアコンも同じ。エアコンの分身であるリモコンを、分身元のエアコンに向けて操作していました。
間接的に操作してるんだけど、分身を使ってると感じる分、直接操作してる感じがある。この感覚が今までの感覚かなって思います。

それが、AIスピーカーになると、操作対象機器とは関係ない、代理人としての機器が存在しています。その代理人としての機器に向かって話すと、様々な機器(テレビとか)がコントロールされます。完全に間接的な操作で、直接感が全くない。

ここまで書いたところで気づきました。

この違和感、多分なんだけど、「AIスピーカー」っていう物理的な存在がよくないんでしょうね。本当は、スピーカーなんて存在じゃなく、物としてどこにあるか意識させずにどこにいても、どこに話しかけてもOKというUXを目指す必要があるんでしょうね。「AIホーム」みたいな感じでしょうか
けど、今はその一歩手前の段階で、スピーカーというものに宿借りをしてるから、こういう気持ち悪さが出るんだろうなあと思いました。

つまり、機器ではない、家に向かってどの方向にでも良いから話しかけると、様々な機器がコントロールされることになる。寒いって言えば、エアコンがつくのが目指すべき世界なのかなと。
けど、向きがないということは、対象機器に向かって話しかけても良いわけで、テレビに向かって8チャンネル見たいって言えば、テレビがつくとか、
エアコンに向かって、寒いねって言えばエアコンがつくっていう感覚にも合う。
究極の直接操作感が得られる世界ができそうだとも思いました。

そうだ。早い事AIホーム作りましょう

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