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ルーティンについて考えた。

悩む人ほど「習慣」に頼ったほうがいいんだろうな。


「ルーティン(=習慣)は、それに至るまでが大変だと思われがちではあるが、悩んだり考え込みすぎたりする人を救う。」
この思考軸を持てるようになったことで、私はずいぶん楽になったんじゃないかな。

選択には楽しいものと苦しいものがある。
たとえば心や時間やお金にゆとりがあり、選択することから何か新しい発見や安心が得られるならいい。でも、ゆとりがなくて上手に選択できないことがある。それは大変なストレスを呼び起こす。
そういうとき、何をすればいいかというと「選択肢を消す」のがいい。
選択肢を消すことは習慣をつくることだと私は思う。

さて、私はいかにして自分の思考から選択肢を消し習慣をつくってきただろうか。自分の生活を振り返ってみたいと思う。
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心地よかった流れを意識化する。


習慣をつくるとはいうものの、私は習慣は志すものではなくて気づいたらできているものだと思う。それくらい簡単なものでないと大抵の場合は挫折して習慣に至らないから。
だから私は、何か「習慣をつくろう」とは思わない。「あ、今の流れよかったな」という快感を心に刻み、次に脳に刻み、再現しようと試みる。
もうすでに「心地よさを感じている流れ」だから再現するのにストレスは大きくない。逆に再現するのが難しいと思ったのなら辞めておいた方がいい。それはその時たまたま調子が良かっただけだ。
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わたしの「#習慣にしていること」。

まあ、たくさんあるんだけれども、短い時間でいかに効率よく動けるか考え抜いたようなものが多いかもしれない。

例えば朝の30分。
「9:20には目を覚まし、服を着て、朝の服薬。そしてスキンケアとメイクをする。9:40になったらアラームが鳴る。トースターに食パンをセットし、上着を着て、仕事に持っていく荷物を確認し、チンと鳴ったら焼き上がった食パンをくわえて家を出る」

例えば昼の小休止10分。
「バナナを1本食べて、服薬して、一服して、トイレに行って、手を洗ったらハンドクリームを塗る」。

例えば夜の60分。
「風呂から上がって服を着る。そしたらやかんで湯を沸かし、その間に顔のスキンケアを済ませ、髪を梳かしてヘアミルクを塗った頃に湯が沸くのでノンカフェインのお茶を淹れる。髪を乾かしている間にお茶はいい具合の温度に下がって飲み頃を迎え、ほっと一息つきながらそれを飲み、その日1日を振り返って日記を書く」。
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何も感じてはいけない。いや、感じなくていい。


義務ではない、習慣だ。だから、もちろん外れることだってある。ただ、この習慣を意識的に行うことで体にリズムが刻まれ、失敗をする回数が減る。というのも、私の脳みそが時折バグるからこうしている。私は同時にいろんなことを考えるしいろんな行動を起こすし、優先順位がつけられなくてたとえよく考えていたとしてもミスを犯すことがある。

ASD、ADHD、躁鬱、そういった私の特性の弊害かもしれないけどね。
まぁ、だからこそ体に刻まれたリズムに委ねている方が安心安全というわけだ。もはや職人になっている。昔から吹いているフルートの曲の指つかいを忘れないのと同じ。好きな歌をアカペラで歌う時歌詞のことなんて何も考えていない方が上手く歌えたりする。

そこから派生して、何も考えていなくても体が動く流れをつくることで健康体は多少維持しやすくなると思っている。

難しいかもしれないけれど、ポイントは習慣化しようとしていることに対して「感情を出さないこと」。つらい、嫌だ、と思うことを忘れること。キツいか笑
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自身のルーティンが周囲に与える影響

ルーティン(習慣)によって生活が安定してくると、周囲の人間から信頼されやすくなる。一言で言えば習慣化された心身は安定しているので見ていて落ち着く。生活や心身の状態が乱れている状態だと一貫している部分が全く見えてこなくて、周囲の人間は不安な気持ちになる。

私自身もそうだ。仕事を休職・退職してから今の仕事に至るまで半年ほどのブランクがあった。

今の仕事に就いたとき、仕事をしていた時と休んでいた時の自分の生活と心身のギャップが酷くて、やる気ではどうにもならず、何度も遅刻や欠勤をした。
これでは雇い主は「この子に仕事を任せていいのだろうか」「時間を割いて色々教えてもすぐ辞めてしまうのではないか」と不安になるのも無理はないし、友人だってその状況を知っていたら、なかなか遊びにも誘いづらいだろう。
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無意識化を目指す〜

まあ、なにはともあれ自分の人生を幸福にするためなら「心地よい流れ」をいったん「意識化」して、「習慣化」し、最終的には「無意識化」するのが最善だろうなと思う。

私は今日、定時に上がれてたまたまnoteを開いてみたら「#習慣にしていること」なんてお題を見つけたからこうした文章を書いてみたのだけれど。

お題に沿って自分の行動を省みることは、たぶんけっこう「心地よい」。あ、心地よい流れ。そうね、定時に上がれた日はnoteで募集中のお題を流し見してさ、こうして自分の気持ちを、思考を、感情を、言葉にする習慣もいいかもね。

あなたのこと忘れない