瑠璃

愛の神様になりたかった。なんてね、笑ってほしい。わたしはただ、普通になりたかった。

瑠璃

愛の神様になりたかった。なんてね、笑ってほしい。わたしはただ、普通になりたかった。

マガジン

  • about「生きづらさ」

    いわゆるマジョリティ社会から見た「障害」と言われるものについての考察や、実体験、私の心の動きを更新していきます。

  • 自律神経失調症発症から治るまで

    度重なる精神的負荷。それにより2020/06/01自律神経失調症発症。夫も最近復職したけど数ヶ月難病で入院休職していた。そんな夫婦の病めるときから健やかになるまでの記事たち。

  • わたしの小説

    私が書く「お話」。これは私の分身になるときもある。

  • 「恋」と「愛」と「恋愛」と「情」と。

    恋、愛、恋愛、情について喋るよ。これらのことで悩んでる人、もしかしたら楽になれる記事があるかもしれない。あと愛とかについて哲学したい人は買ってみてほしいな。気合うと思う。

最近の記事

わたし、しなないで

もしかしたらきっと、私の小さな自己紹介。 ひとまず私には、うまくはなくとも文章というものが書ける力ががあってよかったと思う。 そうでなかったら、たぶん、死んじゃってたかもしれない。 日記を書き始めたのは中学2年生のころ。 大好きな男の子がいてその恋心を書き綴ったのが始まりだ。 そんな日記が今は、悔しくて、悔しくて、自分を殺したくて仕方がない、そんな時に、わたしを救ってくれるようになった。 私は幸運な人間である。 日記を書くだけじゃない、わたしには「ポップしなないで」とい

    • 『君たちはどう生きるか』を観て

      ネタバレあります。 つい先ほど『君たちはどう生きるか』を夫と一緒に観てきたのだけれど、真逆と言っても良いくらい私と夫で映画鑑賞後の印象が違った。 夫は冒頭からずっと泣き続けているのに対して私は終始目を凝らしながらも無に近い感情、悪く言えば「何一つ面白くなかった」。 お互いに何が面白いとか感動するとかのポイントがズレすぎていてこれは議論になった。 夫はとにかく絵の美しさや登場人物の実際の人物そのもののような細やかな動作に感動していたらしく、ストーリーそのものには興味を示

      • 眠れない夜に

        不安に駆られず眠れていた日々はあったはず。 いつから私は目を閉じると同時に脳みそが回転し始める感覚を憶えるようになっただろうか。 ある人に何度も何度も言われ続けて、もはや何とどんな台詞だったかさえも覚えていられない。 確か「今の自分を見ろ」といった感じだった気がする。 働けていた。私には多くの人と同じように働けていた時期があった。それを辞めたのはあまりにも辛い出来事があったからなんだけど、今更「あの時続けていたら」なんて思うことさえある。 愚か、本当に愚か。 あれから

        • 今夜も明日仕事行けるかなという不安との戦い。朝がこわい。でも、生き生きと仕事をしているときの自分を思い描いて、大丈夫、大丈夫と心で唱えて…

        わたし、しなないで

        • 『君たちはどう生きるか』を観て

        • 眠れない夜に

        • 今夜も明日仕事行けるかなという不安との戦い。朝がこわい。でも、生き生きと仕事をしているときの自分を思い描いて、大丈夫、大丈夫と心で唱えて…

        マガジン

        • about「生きづらさ」
          8本
        • 自律神経失調症発症から治るまで
          39本
        • わたしの小説
          3本
        • 「恋」と「愛」と「恋愛」と「情」と。
          5本
          ¥1,200

        記事

          「辞めた方がいいのかな」と悩むけど

          仕事における責任の重さと、私の鬱症状とで、現在とても仕事がつらいことがある。 時には涙を浮かべながら接客することもあって、きっとお客さんから見たらぎょっとするだろう。 今日お休みします、明日お休みします、それさえも言い出せず、目の前にあるものを飛び越えて私は「この仕事やめた方がいいのかな」をずっと考えていた。 でも、いつもより早い時間にたくさん寝て、というかお昼寝をして、目が覚めた時には、なんとなく…仕事に行ける気がした。 鬱になるととても視野が狭くて、苦しいことばか

          「辞めた方がいいのかな」と悩むけど

          ASDの恋愛を実らせられたら

          今から書く話は、「ASDと躁鬱を抱えた25歳既婚女性で恋に盲目になりがちな私」の経験則による個人的見解にすぎません。 でも、恋する相手のいる人、愛する相手のいる人、好きな人を大事にしているつもりなのになぜかうまくいかない人、人によっては参考になるかもしれない。 まずここでの恋と愛について定義のようなものを書いておくとこんな感じだ。 「恋」というのは猛烈にその人を好きだと思い、自分を削ってでも何かを差し出し、見返りを求めてしまうものである。大変自分主体である。 「愛」と

          ASDの恋愛を実らせられたら

          ルーティンについて考えた。

          悩む人ほど「習慣」に頼ったほうがいいんだろうな。 「ルーティン(=習慣)は、それに至るまでが大変だと思われがちではあるが、悩んだり考え込みすぎたりする人を救う。」 この思考軸を持てるようになったことで、私はずいぶん楽になったんじゃないかな。 選択には楽しいものと苦しいものがある。 たとえば心や時間やお金にゆとりがあり、選択することから何か新しい発見や安心が得られるならいい。でも、ゆとりがなくて上手に選択できないことがある。それは大変なストレスを呼び起こす。 そういうとき、

          ルーティンについて考えた。

          いつだって頭より体が先に動いてしまう私は。

          知る人は存分に知っている、落ち着きのない私、瑠璃です。思いついたら熟考するより先に実行しているタイプ。自分では当たり前のことだったけれど周囲からの言葉に耳を傾けた時に「私はそういうやつ」ということを知りました。計画してから実行しません。実行してから考えます。自分の"感じ"に合っていないと続けられないから。そう、感覚重視。 いつかの「楽」に向かって頑張る人は、おそらく楽になることはできない。なぜなら「楽」であることを感じる能力が養われていないから。頑張る人は何かを達成したあと

          いつだって頭より体が先に動いてしまう私は。

          「幸せということにしておく」

          何をするにしても頭が忙しい。薬がなければ何か気がかりなことで寝付くことさえできない。一つの不安が解消する、そうすればまた一つ不安を生む。そうやってできている、私の脳みそ。 「本当にこれでいいのか」という問いは常に持っている。 この職場でいいのか? 結婚していていいのか? 一人暮らしを経験しなくていいのか? もっと働けるんじゃないか?・・・ 精神安定剤なしには不安感からまともに人とコミュニケーションがとれない。眠剤なしにはたとえ10時間寝ても疲れは取れない。 そんな私は考え

          「幸せということにしておく」

          「官能性」と「学問」と「覚悟」で生きてゆきたい。

          "なぜASD躁鬱の私がクセの強い店長のもとで働き続けられるのか"について書いていたつもりがおおよそ自己紹介になってしまったので「#自己紹介」でタグ付けした。 わたしは発達障害(ASD)で、おそらくADHDもやや含まれてて、なんなら心療内科の先生には躁鬱気味だと言われていて、毎日「しにたい」と思ったり「孤独だ」と感じたりして泣いて眠る。 そんな私がアルバイトを始めて5ヶ月が経過した。 それまではほかのアルバイトを点々としたり、モデルをやったり、アクセサリーを作ったり、キッ

          「官能性」と「学問」と「覚悟」で生きてゆきたい。

          下北沢と倫理

          わたしは少し変わった接客業をしている。 アパレルといえばアパレル。 アクセサリー屋といえばアクセサリー屋。 雑貨屋といえば雑貨屋。 でも、一つ特徴的なのは「喫煙具」も売っているというところだ。 喫煙、ときいて多くの人が想像するのは「タバコ」だと思う。 でも喫煙というのはみんなが思うタバコだけじゃない。 喫煙というのは、葉っぱや草のようなものを燃やして、その成分を摂取する行為だ。 それ以上は言わない。 私はタバコが好きだ。 「タバコ」より「煙草」の書き方の方が好きだけど、

          下北沢と倫理

          「時間割」は正しかった。

          大抵の悪いことは元を辿ると「自律神経の乱れ」なのであって、それを「そのままでいいや」と思ってしまうことが自分のことも他人のことも傷つける。「生活リズムを崩さない」そのために、自由な時間を残しつつ、起きる時間、寝る時間、動く時間、最近はルーティン作りを意識してる。 今朝こんなツイートをした。 わたしは週4で下北沢で働いている。 ドアトゥドアで14時間ほど外出している。 1日の中で家にいられるのは10時間。 睡眠時間は7時間は確保したい。 この、残された3時間で食事を摂り、風

          「時間割」は正しかった。

          自分をバラバラにしてでも無数の猫になりたい、というのは。

          将来の夢は、わたしの細胞が全てバラバラになってそれが世界中のあらゆる寂しい人のところへ飛んでいって、そこで細胞分裂を起こして猫になることなんです。猫はあくまで比喩です。猫アレルギーの人の元には私は何かほかの癒されそうな動物に細胞分裂するか、食物の種となって飛んでゆき、そこで何か栄養のあるものを実らせましょう。 それを言うと「自己犠牲が激しいの?」と言われることがあるんですけど、いいえ、これは自分のためです。 「わたしは自分という体をバラバラにしてでもであらゆる人々を救いた

          自分をバラバラにしてでも無数の猫になりたい、というのは。

          「自己肯定感の低い人間にとっての恋愛」というのは。

          元フォロワー様に「るりさんが既婚者なの知ってるけど気になっています」とご連絡いただき、冗談だと思って「草」と返してしまいました。 そのあと反応をいただけていない上ブロ解されてしまったものですから、傷つけてしまったのかもしれません。ごめんなさい。でも仲良くしてくださっていたと感じていただけに、私もとても悲しい気持ちです。 この場でこの話をするのはその方を傷つけたい訳ではなく、皆に共有したい大切なことを考えたからです。 すでに誰かを愛している人間に対する恋心について。(ポリ

          「自己肯定感の低い人間にとっての恋愛」というのは。

          撮影のご依頼につきまして

          【ご挨拶】 はじめまして、また、お世話になっております、瑠璃と申します。 普段は下北沢にて海外輸入雑貨店で修行しながら定期的に珈琲屋やバーなどのイベントを開催しながら撮影モデルをお受けしている好奇心旺盛な女でございます。詳しくはご依頼の前にTwitterなど、過去の活動をご確認いただけると幸いです。 さて、2021年11月1日より、撮影のご依頼にあたっての料金等の条件を改めましたので、ご一読いただけると幸いです。 当然のことではございますが、私自身からカメラマン様へ作品撮

          撮影のご依頼につきまして

          喫茶しるくろ〜どの「るり」より大切なお話があります。

          常日頃より「喫茶しるくろ〜ど」をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。 瑠璃よりご報告があります。 2021年4月24日の初出店より約半年間、ちんさんとるりによる「#ちんるりキッチンカー」として活動してまいりましたが、誠に勝手ではございますが、この活動から私るりが離れることにいたしました。 理由は複数ありますが、なによりも現住居からの参加としては活動場所が遠方であり、心身への負荷が大変大きいことが挙げられます。 喫茶しるくろ〜どとして毎週末海老名で出店してき

          喫茶しるくろ〜どの「るり」より大切なお話があります。