見出し画像

出産してからの6ヶ月を振り返る


今年2023年の7月に、タイミング療法を経て第一子を出産しました。現在7ヶ月の娘の育休中です。

最初の2ヶ月くらいは色々と辛かったですが、3ヶ月目頃からは外出増やしたり友達と会ったり、4ヶ月目には家族旅行やキャリアについて考えるための自己分析したりする余力も出てきて、子育て楽しい!と思える日々を過ごしています。

今となっては楽しめているものの、2ヶ月頃までが本当にしんどくて、こんなの知らなかった!辛い!事前に知っておきたかった!と思うことや
この数ヶ月で経験したことをいくつか書き出します。


当時しんどかったこと

予定日超過で出産


予定日を1週間経過しても子宮口1センチのまま。
周りの人に聞くとたいてい予定日前に陣痛がきて出産したという人ばかりだったから
私もそうなるかな〜と思ってたのに臨月になり予定日を迎えても陣痛が来る気配がない笑

当時は予定日を1週間過ぎても陣痛が来ない不安とストレスに駆られ、YouTube見ながら日中は家で陣痛促進体操をやってみたものの結局子宮口+0.5センチくらいしか広がらず、しょんぼりしてました。

もともと無痛分娩を選択していましたが、
陣痛こないので陣痛促進しましょうという話になり入院、結果的に陣痛促進からの計画無痛分娩で出産。

出産した病院や近隣の無痛対応院では、計画無痛ではなく陣痛がきてから麻酔する場合、麻酔科医が出勤している平日日中帯に陣痛がきた時のみ無痛対応可(休日は無痛処置できない)という縛りがあった。
結果的に陣痛がこなかったことで平日に計画無痛分娩で出産できたので予定日超過はなんてことなかった、今ではむしろ良かったと思っている。

産後里帰りのストレス


実家が車で20分くらいの距離、夫と離れるのが寂しい、予定日の3週間後には夫も育休を取るため里帰りしないでいいやと思っていたが、それを伝えたら母が寂しそうな顔をしていたので産後里帰りすることに。

実際、3週間でも里帰りすることで子育て以外のことを母に全てやってもらったので感謝している一方、同居している父が私はあまり好きではなく、母への接し方や生活リズムの違いで、リビング横の部屋で私と娘が寝ているのですが、早朝から父が起きてきてテレビ付けて眠いのに起こされるとか。

あと新生児期はただでさえ1日8回(3時間おき)の授乳に慣れずがしんどい中、深夜3時に授乳して寝てくれず気づいたら次の授乳時間(朝6時)になってて寝不足になる私に少しでも寝てほしいという優しさから、仕事している母に深夜寝かしつけを交代してもらうのは有り難い反面、申し訳なさがあったり、、

結局実家にいても子育てを手伝ってくれるのは仕事している母のみで、父も妹も子育てにはほぼノータッチだったから母への申し訳なさも私自身ストレスになってしまっていた。
乳腺炎になったのはそれらも原因な気がする。(乳腺炎については次に記載)

里帰りするにせよ、


・育児手伝ってくれる母が仕事してる場合、他に戦力になってくれる人がもう1人いて3人体制で子育てできるか(新生児期は特に母乳だけじゃなくてミルクもあげないとで時間がかかるので
毎回じゃなくても数回ミルクあげるのを手伝ってくれる人がいるだけでも負担が減ると思う!)

・その家のリビングなど人が多く出入りする場所とは離れた部屋で自分と赤ちゃんが就寝できるか

・赤ちゃんと自分が寝る部屋は遮光できるか(遮光カーテンとか何でもいいけど、せっかく夜中寝てても朝日で母子共に起きてしまうから)

が産後メンタルもフィジカルも弱ってるママにとっても赤ちゃんにとっても重要。もし、親が寂しそうだから産後里帰りするか…と考えている人がいたら、決断する前に上記を見直してほしい。

1つめに関してうちの父もそうだけど、我々世代の父親たち、50代以降の人は男が仕事、女が家庭を守るが一般的だったから子育てにはあまり関与していない人が多い印象なので、おじいちゃんになった今、娘が里帰りしてたらミルクあげるくらいだけでも手伝ってくれるだけでだいぶありがたいと思う。

乳腺炎


これ、なってから初めて知った!
乳腺炎になったことで、母乳あげるのってこんなに辛くてしんどいものなんだと何度思ったことか。

知識のない私は母乳って出産したらおのずと出てくるものだと思ってて、それはある意味そうなんだけど産まれたての赤ちゃんはうまく吸ってくれなかったり等もろもろの原因で母乳が溜まってしまい、胸が本当に痛くなる、ひどいと寒気で震える、高熱が出る、頭痛がするといったインフルエンザのような症状から放置していると切開して膿を抜いて〜…といったものすごく辛い処置が必要。

加えて最初の方はドバドバ母乳が出るわけでもなく、一体いつになったら完全母乳へ近づけるんだろうという不安と、いつ発症するか分からない乳腺炎の恐怖にビビりながら日々授乳と戦っていました。

私は産後7ヶ月経ちますが累計9回くらい乳腺炎になっていて、産後1ヶ月も立たない頃は母乳あげるのを薬で止めようかと真剣に悩むくらいしんどかった。
こんな痛くて辛い思いして母乳を作り出さないといけないのか、、と。

乳腺炎にならないで母乳あげられる人もいるんだけど、こればっかりは母乳あげて見ないと分からなさそう。乳腺炎は本当に辛いので、助産師さんにマッサージしてもらって詰まった乳を出す+とにかく最初は乳首が痛くても母乳が出なくても赤ちゃんに吸ってもらうしかない。

幸い、2ヶ月過ぎた頃には赤ちゃんも吸う力がついてきて徐々に安定してきて乳腺炎になる頻度も減ってきて、
夜に4時間空けるとパンパンだった胸も4ヶ月以降は耐えられるようになってきた。

ただ、乳腺炎になった時に自分で葛根湯飲んで吸ってもらっても悪化してる感じがしたら、私の場合これまで計5回助産師さんを呼んでマッサージしてもらって計3万超出費しているので、乳腺炎になるとお金の負担があるのも事実。完ミでもお金かかかるからあまり変わらないか…?赤ちゃんに栄養を与えてアレルギーの少ない子に育ってほしいという思いで耐え忍びながら母乳与え続けて今日に至る。今は半年過ぎたのと、初期よりは乳腺炎になる頻度も減って母乳育児のストレスが減ったので1歳まであげるという執念のもと母乳をあげている。

ベビーの睡眠


最初の頃は昼間も夜も寝てくれず、何をすれば寝てくれるんだろうと探り探りでやっていって、病院で指示された通りにやらないとダメなんじゃないかとか色々考えながら、寝てくれないと誰かに子育て変わってもらいたいと思うこともあったり前述の里帰りや乳腺炎も複合して、2週間検診の時点で産後うつ手前みたいになってた。
他の赤ちゃんはもっとすんなり寝てるんじゃないかとか考えて負のループに陥ったり。 
でも家に戻ってきて夫と2人で育児するようになったら気が楽になったのかメンタル面は1週間しないうちに回復して、平常心で育児できるようになった。

我が子がどのタイミングで寝るかは個性にもよるというのが分かってきて、うちの子は授乳後日中はすぐに寝ずに床におろして遊ばないと眠くならないというのが分かってからは、だんだん睡眠リズムが掴めてきたかな。
本読んだり病院の話だと、なんとなく授乳したらすぐ寝たり抱っこしてとんとんしたら寝るのが普通と思ってたけど全然そんなことない、その子によるから何をしたら寝やすいか初期は子供のパターンを探る必要があるなと。だから一般常識と比べる必要はない、比べるとストレスで爆発すると痛感した。

夫との関係


出産前まではまあまあラブラブで、夫のこと好きで娘と取り合いになるんじゃないかとか考えていたのに笑

妊娠中は気にならなかったことも、育休をとって一緒に育児するようになるとお互いに気になることが増えたというか確かにそういう一面あったよね〜的なことが浮き彫りになり、一時期めちゃめちゃ喧嘩していた。

夫は8ヶ月も育休を取ってくれて、子のお世話も母乳あげる以外全部出来てあやし方も私より上手い。世間から見れば素晴らしい夫なのに、出産前まではそれぞれほぼフルリモートで家にいつつも平日日中は仕事してるから同じ空間にいる時間が今より少なかった。それが育休中はトイレ風呂以外はほぼ同じ空間にいるようになって、まずそれが良くなかったなと思う。

夫はインドア派なのでほとんど外出しない。友達と飲みに行くとかもない人だから、世の育休中の夫婦と比べても同じ空間にいる時が多いはず。私が教習所に通ったり、友達や同僚と会うことで2人一緒にいる時間にメリハリをつけたり、夫婦で話し合って子供の前で喧嘩することは絶対にやめよう、感情的になったら一旦物理的に別の部屋に行くなど離れて冷静に話す場を作る、私は感情的になりそうだったらその場ですぐ伝えずに2日ほど置いてみて、それでも「いや、おかしいだろ」と思うことは異議申し立てする。(後から振り返ると私がイラっとする時は一時的な内容であることもしばしばあった為)
ということにしたら、少しずつ夫婦関係が改善されていってるこの頃。
夫婦で長期間育休取ってて全く喧嘩しない人ももちろんいるかもしれないけど、うちの家庭みたいに揉める方々も割といるんじゃないかな〜、、。

それでも夫への小さなイライラが溜まる時は、私は義妹に会った時に夫の攻略法を聞いたり笑
夫の評判を下げない程度に友達に話を聞いてもらったりした。
4ヶ月検診時に母のメンタルについてアンケート回答した時に区の職員さんから教えてもらったんだけど、
私が住む区ではお母さん同士が集まってお茶しながら、悩みや愚痴を吐き出す会が月1で開催されると教えてもらった。
ちなみに議題は夫や義母の愚痴が多いらしい。

夫婦関係に悩んでいて誰にも愚痴れない場合は、Xで吐き出すのも一つの手だけど市区町村でもこういう吐き出し場があるから、そこで話を聞いてもらったり同じような悩みをもつママの意見を参考にすると良いのかもな〜と思った。
一方で、パパも今後育児休暇を取得する割合や期間が増えるのであれば、パパ側にもそういう吐き出しの場みたいなのがあればいいのになーと個人的には感じた。これからパパ向け自治体サービスも増えていくのかしら。

やって良かったこと

旅行


生後4ヶ月の頃、11月に近場の秩父まで1泊2日で家族3人で行ってきました!
ハイハイする前までに行った方が大変さは減ると聞いたのと、私の産後の身体や娘の生活リズムもある程度落ち着いてきたこと、紅葉の季節で過ごしやすいということで決行。
宿は赤ちゃん連れ歓迎のところで温泉付きのお部屋を予約。
赤ちゃん連れ歓迎なので、食事の時にバウンサーを貸し出してもらえたり、赤ちゃんが夜泣きしても廊下に響かない奥まった部屋を用意してもらったので過ごしやすかった。

普段と違う環境だからか夜寝る時ぐずりが長かったこと、荷物が多くて重かったこと以外は以下を気をつけながら旅したら快適でした。

・行く場所を全て予め決める
お店は赤ちゃんを寝かせられるか、座敷などなければベビーカーで入れるか、ベビーカーを置けるか事前に確認して向かう。

・道中に授乳できる場所とおむつ交換所があるか確認し、赤ちゃんの授乳タイミングで立ち寄れるようにスケジュールする
ママパパマップというアプリで授乳場所とおむつ交換できる場所を検索できるので、アプリフル活用。実際にその場所を使ったママさんの口コミも載ってるからかなり助かる。
この情報をもって、逆算して全部準備しないと、車ではなく電車で行く場合は授乳したいのに場所がない!おむつ交換できない!となりかねないのでスケジューリングは必須。
また、母乳ではなくミルクだと授乳場所にお湯がないかもアプリに記載されているから、調乳不可ならお湯とか液体ミルク持ってかなきゃというのも計画立てられる。

11月という気候的にも過ごしやすい時期に、家族3人でのはじめての旅行が出来て良かったな〜。秩父の温泉もとても良きだったしパワースポットと言われる神社に行けたのも楽しかった。
次回は娘が大きくなったら夏に一緒にライン下りをしたい。

リスキリング


11月から約3ヶ月かけて普通免許取得した。
夫が育休取ってくれてるからツーオペで育児できてることもあり、私の身体も慣れてきて、またベビーの生活リズムもある程度習慣化してきたのが生後3ヶ月過ぎた頃。
今まで運転免許を持っていなかった私。(性格的に事故りそうだこ周りが運転できるからとらなくていいやと思っていた)
今後子供をいろいろな場所に連れて行きたい、将来習い事させる時に送り迎えで車を運転したいという思いから、夫も育休中だし今後働きながら通うより今が1番通いやすいし将来的にも良いタイミングなんじゃないかと判断し申込に至った。

生後4ヶ月から通える託児所付きの教習所に通ったけど、短時間でも赤ちゃんの負担になるなら一緒に暮らしてる夫に自宅で見てもらった方が良いと思い、私が教習所通う時は毎回夫と家でお留守番してもらっていた。(夫が育休取ってなかったらこんなこと出来ないですね、感謝しかない)

あとは学科がほぼオンラインで完結する教習所を選んだので、通う回数がオンラインやってない教習所と比べると半分くらい減ったのも大きかったかなー。
0歳児育てながら教習所通ったノウハウは別でまとめたい。

兎にも角にも、育休中に免許取ったことで改めて自分の長所短所が明確になったのも仮免、卒検1回で合格できたのも自信になり、好きな分野を勉強するの好きだなーと思いながら勉強してた。

(ちなみに長所:あまり緊張しない、分からないことは詳細まで確認して理解する、短所:注意散漫、視野が狭め)

夫とツーオペだとしても、育児と家事だけだと私の性格上何か他のこともしたい…と思ってしまっただろうから、免許取得のために3ヶ月頑張れたのは気分転換にもなった。

残りの育休期間でやりたいこと、やってること


残念ながら、私が住む地域は1歳児の保育園入園が激戦らしいので、そんなの関係なければ1歳までは自宅保育していたかったのですがやむを得ず今年の4月から保育園入園&復職することにしました。
(これも悩み過ぎたし受かってからも辞退しようか悩みまくったので、ここらへんの話もnoteにまとめたい。)

復職時期を検討しながら、育休中に今後の自身のキャリアを整理して復職やら家庭のこと進めたいなと思い、有料のキャリアコンサルティングで相談したり、副業の準備を進めたりもしています。

私も33歳になる年ですし、でも第二子も35歳までに欲しいということで計画を立てつつ仕事や住宅のことなど調整中。
副業については準備が整ってきたらnoteでもお知らせしたいな。

実はこれ書き始めたのが2ヶ月くらい前なんですが、ひとまず書き終えて良かった。

よろしければサポートをお願いします!いただいたサポートは学びに活かしてnoteやTwitterへのアウトプットに還元いたします。