ボクの妻は誰にもやらん!
最近、我が家ではテレビ番組を見るより「映画でも見ようよ!」という流れが多くなってきている。
ということで、原作で泣いてしまった映画を見ることにした。
普段から本を読む習慣がない私が、珍しく原作で涙してしまった作品。
もしも私が余命宣告を受けても、たぶんこの主人公のようにはできないと思う。
きっと、すべてを打ち明けて、余命をできるだけ家族で楽しく過ごすことに全力を尽くすと思う。
若しくは、おもいっきり落ち込んでグダグダの最期を迎えるか、どちらかだと思う。
確かに、自分が死んでしまった後も、残された家族は生きていくわけで、幸せになってほしいと思うのは自然だろう。
でも、それを実現できるかと聞かれると なかなか答えが出ない。
結局は自分の残された人生を優先してしまうような気がする。
家族としても、たぶん死んでいく人の短い幸せを願うだろう。
私は家族を愛している。
でも、家族のためだけに生きる人生を選択できるほど でかい人間ではない。
やっぱり自分も愛しているので、最後はそっちを選択するような気がする。
複雑ではあるが、この主人公の生き方に共感して涙が止まらなかった。
後半は、ずーっと泣いてて「おとうさん、泣いてる~!」と3号ちゃんにからかわれっぱなしだった(笑)
自分はこんな風にできるのだろうか…..
いや、ここまではできないかもしれないが、同じ気持ちだけは持っていたい。
すごく感動したが、悲しい…
複雑な気持ちになった映画だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?