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【何も言わない美しい風景】マイケル・ケンナ写真展 JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna 代官山ヒルサイドフォーラム
10代の頃から好きだったある風景写真。マイケル・ケンナ氏の作品だと知ったのは30代後半だった。 好きな写真だが子供がゆえ、それ以上調べる方法がなかった&Wikipediaもない時代の話だ。 フォトグラファーの名前の記載はあったと思うがではその名前を深く調べる手立てが、インターネットが発達する2000年以降までなかった。 大人になり、そーいえばあの写真の撮影者って…思い出して調べていくと、東京都写真美術館で展覧会があったり、柴田敏雄氏と展示をしたりしているではないか。 そして
【その手元にある展覧会チラシも】エフェメラ:印刷物と表現 関連イベント 冨井大裕|「経験をみること」 慶應義塾ミュージアムコモンズ
iPhone上であることは確か。 どこでこの展示情報と接触したのか(アドなのかオーガニックなのかwebサイトなのかSNSなのか)覚えがないが、なぜか慶應義塾ミュージアムコモンズ、通称KeMco(ケムコ)の公式webサイトに辿り着き、彫刻家・冨井大裕氏のトークイベントに申し込みをしていた。 この出どころの覚えのない情報で自らコンバージョンを生み出してしまったことに若干そわっとした。 実家の母から「どこで購入したか覚えがないけど、このコップ気に入ってる」という話を聞くような感
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【スルーしないこと】ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?――国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ
この企画が告知された時から展覧会は始まっていたのかも知れない。 国立西洋美術館が、現代美術を展示する。 長いこと、上野のあの場所にいる国立西洋美術館。 現代美術に関しては他館に任せてスルーして行く方針なのかと思っていた。 それが当たり前だと勝手に思い込んでいた。 恐らく私だけで無く世間一般的に「当たり前」と思われていたことを自らぶち壊しにきたのはなかなかパンクだな、と。いいぞもっとやれ、と思わなくもない。 固定概念を崩すこと 考えることやめないこと 答えは出ないけどス