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新学期の「いよいよ」感が苦手だ

こんにちは,麦原です。
4月に入り、新しい年度が始まりましたね。

わが家の息子も幼稚園の年中組に進級し、
新しい先生やお友達との生活に戸惑いながら過ごしています。

普段、2歳の妹のイヤイヤ期に対して「あらあら、今は掃除機だもんねえ。しょうがないよねえ。」なんて言って包み込んであげる息子ですが(母よりも優しい…)
新学期が始まってから少しイライラしている様子で、妹への対応にもなんだかトゲがあるように感じます。

子どもにとって環境が変わることってものすごくストレスなんだろうなあ、と改めて感じています。

私自身も子どものころ
新学期に対してのイメージは「わくわく!」というよりも「どきどき…」でした。教師になってからも、そうです。

職員室の机移動。
始めましての先生方。
学年団の先生方とのぎこちない会話。

…大人になってからも、この時期のピカピカ感が苦手でした。

特に学校現場では
4月になったとたんに「高学年として」や「最高学年として」などの言葉が子どもたちに向けられます。
もちろんそれでやる気になったり、うれしくなったりする子もいます。
子どもたちの頑張る気持ちを膨らませる言葉として、素敵な言葉でもあると思います。

でも、頑張る気持ちのエネルギーが足りていないときに聞くと
プレッシャーに感じてしまうこともあるのじゃないかな
、とも思います。

考えすぎかもしれませんが、
ただでさえ日頃から「がんばろう!」と言われ続けている子どもたち。

新学期こそ
「そのままで大丈夫だよ」
「そのうちできるようになるから」

など、ほっとできるような言葉を伝えたいなと思っていました。

そうこうしているうちに
もう息子のお迎えの時間です。(幼稚園の新学期、帰ってくるの早すぎ!)
「どうだった?!」の言葉をぐっと飲みこんで、
「おつかれさま。アイスたべる?」と言ってあげたいなと思っています。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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