お腹がすいて眠れない息子に。
1歳と3歳を自宅保育中の麦原ひろみです。
3歳の息子は、良く食べ良く眠るタイプ。
1歳の娘よりも寝るのでは?というくらいよく寝ます。
それが原因か分かりませんが、身長も体重も赤ちゃんの頃からずっと成長曲線をはみ出しています。
ちなみに娘は平均を大きく下回るゆっくりペースで成長中です。
大きくても小さくても、親は心配になるものです‥。
先日の夜のことです。
いつもは絵本を読んで、すぐにスヤァっと眠る息子がなかなか寝ません。
しばらくすると、目から大粒の涙。
「‥っ。‥っっ。」
声を押しころして泣き始める息子にびっくりした私。
とっても心配しました。
すると息子の一言。
「おなかがすいて、ねむれないの。」
私 なぁに〜!?
夕食での出来事が頭をよぎりました。
その日、息子は恐竜クイズの本に夢中になっていました。夕食ができて、呼んだときも
「あと少し読んだら食べる〜。」と
なかなか席につきませんでした。
やっと食べ始めたと思ったら‥パパに甘えてなかなか食べない。
そしてやっぱり恐竜クイズの本が気になって仕方がない様子。
‥結局、食べ残したままごちそうさまをしてすぐに恐竜クイズの本に戻って行ったのでした。
そんなことがあったので、
「お腹がすいて眠れない‥。」
と泣く息子にまず私が思ったのは、
これを教訓に、明日からしっかりご飯を食べるように教えなくては!ということです。
朝まで我慢させて、残さず食べることの大切さを教えようと思いました。
でも、お布団の中で声を押しころしてめそめそ泣いている息子を見ていたら
へなへなと力が抜けていきました。
教えなければ!という思いは、きっと正しいのです。だって、食事の時間にしっかり食べることは大切なこと。それを教えるのは親として真っ当なはずです。
でも、それを今「そらみたことか!」と言って聞かせて、息子はどう思うのだろう‥。
寝ないといけないって分かっていても、お腹が空いて眠れない息子。それで困って泣いている。
結局、私はシーンとした台所でバナナとホットミルクを息子にあげました。
息子はバナナを夢中で食べました。
あっという間に一本完食です。
はむっと美味しそうに頬張る顔を見ていると、不思議と赤ちゃんだったころの息子を思い出して胸いっぱいになりました。
ホットミルクを飲みながら、私を見上げる息子はすっかりニコニコご機嫌。いつもの表情でした。
「明日は、ご飯の時間にたくさんご飯を食べようね。遊びたくても、ご飯のときは食べよう。」
私が言うと、息子は
「はい。」
と言ってくれました。
いつもは「うん。」なのに、「はい。」
色々言って教えなくても、きっとわかっているのだな‥と感じました。
眠れなくて泣いていたあの時の息子に、ガミガミ言わなくてよかった、とホッとしました。
子育てをしているとこういうことが良くあります。つい、ガミガミ言いすぎて反省することもたくさん。
大好きな息子と娘に、うんと優しくしてあげたいなと改めて感じた出来事でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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