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【崩壊】政治大丈夫?

ロッシーです。

コロナにより、色々と見えなかったものが見えるようになってきたと思います。

今までなら気が付かなかったものが白日のもとに晒されるようになりました。

コロナに関する政治の迷走っぷりはその典型例でしょう。

右手ではコロナ対策として不要不急の外出を控えるよう求めておきながら、左手ではGo Toトラベルの実施に固執していました。

両者は矛盾するものではないのかもしれません。

不要不急の外出自粛と、旅行による外出とでは、コロナ感染拡大の効果が異なるという何らかのエビデンスがあったのかもしれないと思っていました。(少なくとも、政府内部ではそういったことをきちんと調べる人達がいて、私たちには公表していなくても、きちんとしたデータに基づいてそういう政策をとっているのかなと思っていました。)

しかし、あっさりGo Toトラベルを停止したわけです。ということは、何のエビデンスもなく場当たり的に対応していたことが周知となったわけです。

エビデンスがない、つまり「旅行による外出がコロナ感染拡大に与える影響」についてはまだ統一的な科学的見解がないわけです。

であれば、「そんなの大丈夫だよ」という軽率な対応をとるべきではなく、まずやることはデータを集めて分析し、

「旅行による外出は問題がない」

というかなり蓋然性の高い確証が得られた段階でGo Toトラベルに踏み切るべきだったと思います。

もちろん、経済的な部分も重視しなければなりませんが、旅行業界をサポートする政策だけが経済的な対策ではないと思います。

どうすれば、経済面で効果的な政策が採れるのかは、もっと様々なアイデアがあってしかるべきでしょう。飲食業と旅行業だけを助ければいいというのは、ちょっと視野が狭いのではないでしょうか。

コロナを言い訳に、なんでもかんでも税金で業者のキャンセル料の補償をするのもいかがなものかと思いますし、複雑なポイントで混乱を招くような仕組みにせず、もっとシンプルにできないものかと思います。

もしかすると、ネットで氾濫している言説のとおり、とある自民党の某幹事長が旅行業界と強いつながりがあるために、Go Toトラベルを断行せざるを得なかったのかもしれません。

それが事実なのかどうかは不明ですが、それがひょっとしたら事実なのではないか?と思われてしまうくらいに、今の政府が信用されていないということでしょう。

そういう風に国民に思われるようでは、今後どのような統治をしようとしてもうまくいかないのではないでしょうか。何をしても疑いの目で見られずには済まないわけですから。

政治というのは一方的に批判することがたやすいので、なるべく政治に関することは書きたくないのですが、ここ最近の迷走っぷりはほんとうに大丈夫か?と思わずにはいられません。

私たち国民が劣化しているからこういう政治になってしまったのか?

だとすれば自分達にも責任の一端はあるわけですが、それにしてもちょっとひどくない?と思わずにはいられませんでした。

Thank you for reading !

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