コロッケカレーうどんですが、ネタも無いので昨日に引き続き結核病棟のお話です。

で、その結核なんですが、3週連続して塗抹から菌が見つからない状態じゃないと退院出来ないんですね。

たとえ2週連続して見つからなくても、最終で見つかったら振り出しに戻るんですよ。

やたらハードルが高いんです。

そのため、病棟には何年も退院出来ないような重鎮と呼ばれる方々も大勢おりました。

私が喫煙者と知って屋上を教えてくれたのも、同じ病室の重鎮です。

その後、屋上でタバコ吸っていたら重鎮から「あまり無理せん方がええ」と言われたのも良い思い出ですね。

重鎮が言っているのだから間違いありません。

重鎮は大概が爺さん婆さんなのですが、たまに若い子もおりました。

結核になると定期的に保健所から相談員が調査に来るのですが、同室内に入っていた若者の所にもやってくる訳です。

その若者は私よりも相当前から入所していたらしく、会社をクビになったとか看護師の対応が悪いとか相談員に愚痴ばかり言っていたので聞きたくもなく貰ったゲームボーイでパネポンやってました。

話を戻しますが、結核病棟って外に出れないのでメチャメチャ暇なんですよ。

面会も制限されていて中学生以下は禁止です。

息子に会えないし1歳を過ぎた娘にも当然会えません。

唯一嫁様だけが週に一回だけ面会に来てくれたのですが、私がヒマだと思って差し入れてくれた品が次になります。

さすがは嫁様としか言いようがありません。

HGのRX78-2通称ガンダムですよ。

このHGシリーズはスナップフィットで接着剤要らずの上に塗装も不要という、まさに隔離病棟に相応しい逸品なのです。

ヒマだから半日で完成しちゃったんですけどね。