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<おすすめ最新刊情報>〜7月小説編③〜

個人的におすすめ小説の最新刊をまとめておりますので参考にしていただければと思います。

「夏へのトンネル、さよならの出口」八目迷 (著), くっか (イラスト)

放課後に一人でトンネルの検証を開始したカオルだったが、そんな彼の後をこっそりとつける人物がいた。
転校生の花城あんず。クラスでは浮いた存在になっている彼女は、カオルに興味を持つ。
二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。
優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞のW受賞を果たした話題作。

「下北沢インディーズ」岡崎 琢磨 (著)

音楽雑誌で、インディーズバンドを発掘するコラム連載を任された新人編集者の音無多摩子。優れた耳を持つ、下北沢のライブハウスのマスター・五味淵龍仁の紹介でバンドマンたちを取材する多摩子だが、思いがけない事件に遭遇し――夢が転がっている街・下北沢で、音楽に情熱を注ぐ者たちの、熱く、ソウルフルな物語。

「ファミリーランド」澤村 伊智 (著)

30年後、50年後――あるいは100年後に「家族」のかたちはどう変わるのか。『ぼぎわんが、来る』『予言の島』などホラーとミステリの両ジャンルで、高い評価と熱い支持を受ける澤村伊智。稀代のストーリーテラーが、SF的想像力と未来の物語に挑む連作短篇集。

「一生夢で食わせていきますが、なにか。」黒崎 蒼 (著), 水沢 悦子 (イラスト)

漫画家・啓汰先輩のマネージャーを勤めるあすみ。先輩と結婚するわけでもないし、このまま仕事を続けていいの?そう悩んでいた頃、先輩と険悪なムードになってしまい!?つい応援したくなる、乙女の恋と仕事の物語!

「ウナノハテノガタ」大森兄弟 (著)

〝死〟を知らない海の民・少年オトガイ。
ある日、父から怖ろしい役目を引き継いだ。
生贄の運命を逃れた少女、火葬をする山の民の出現……
のどかな日々を、望まぬ争いと喪失が激変させる。
遠く懐かしい原始の声が届く、どこにもなかった物語。

「5分間SF」草上 仁 (著)

あなたはこのお話のオチ、想像できますか? 宇宙に放り出され生死をさまよう男たちが取った究極の選択とは? 恐竜を探しに降り立った惑星で取材陣が出会った衝撃の真実とは? あっと驚く結末が、じわりと心に余韻を残す、すこしふしぎなお話が盛りだくさん。いつでもどこでも楽しめるSFショートショート作品集。

「お騒がせロボット営業部!」辻堂 ゆめ (著)

社運をかけて開発された身長80センチの人型ロボット・パティ。外見はダサく、実用性も低いのに、ある日取引先から「パティが事件を起こした」と衝撃の連絡が。「パティにそんな能力はない!」と絶対の自信(?)を持つお世話係の朝香、ロボットオタクのイケメン怜央は、真相に迫れるのか―文庫オリジナルの軽快ユーモアミステリー!

「掟上今日子の挑戦状」西尾維新 (著)

鯨井留可は完全犯罪を目指さない男。そんな彼がアリバイ工作のために声をかけたのは、白髪の美女。なんと彼女は眠るたびに記憶を失ってしまう忘却探偵・掟上今日子だった!完璧なアリバイ、衆人環視の密室、使者からの暗号――不可解な三つの殺人事件に、今日子さんはどう挑むのか?!「掟上今日子のアリバイ証言」ほか、2編が収録された忘却探偵シリーズ第三弾ついに刊行!

「産まなくても、産めなくても」甘糟りり子 (著)

妊娠と出産にまつわる、女性にとって切実な話題を切り取った七つの物語──「第一話 掌から時はこぼれて」39歳の女性弁護士が、ふとしたきっかけで知った卵子凍結の情報に、心が大きく揺さぶられて……。/「第二話 折り返し地点」妊娠よりもオリンピック出場を優先してきた女性アスリート。レース前、胸に去来したものは?/「第三話 ターコイズ」不妊治療中の女性たちが集うイベントで、子宮の劣化の話を聞いて愕然となり……。

「ニセモノの妻」三崎亜記 (著)

「もしかして、私、ニセモノなんじゃない?」妻と思ってきた女の衝撃的な一言で始まったホンモノの妻捜し。けれど僕はいったい誰を愛してきたのだろう(「ニセモノの妻」)。ある日、仲睦まじい夫婦の妻だけが時間のひずみに囚われてしまった。共に明日を迎えられない彼女のために夫がとった行動は――(「断層」)







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