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【Kindle本50%オフセール】おすすめ小説⑩

実質50%オフセールの対象になっている小説を厳選第10弾となりますので参考にしていただければ幸いです。

「夜行」森見登美彦 (著)

私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。


「男ともだち」千早茜 (著)

29歳のイラストレーター神名葵は関係の冷めた恋人・彰人と同棲をしながらも、身勝手な愛人・真司との逢瀬を重ねていた。仕事は順調だが、ほんとうに描きたかったことを見失っているところに、大学の先輩だったハセオから電話がかかる。七年ぶりの彼との再会で、停滞していた神名の生活に変化が訪れる―。


「キャピタル」加藤秀行 (著)

七年間の勤務後、一年間の休暇を取る権利を得た僕は肌寒いバンコクで、車椅子の彼女と会った。資本と個人の適切な距離ってなんだろう?世界の真実に触れる、芥川賞候補作!


「終りなき夜に生れつく」恩田陸 (著)

強力な特殊能力を持って生まれ、少年期を共に過ごした三人の“在色者”。彼らは別々の道を歩み、やがて途鎖の山中で再会する。ひとりは傭兵、ひとりは入国管理官、そしてもう一人は稀代の犯罪者となって。『夜の底は柔らかな幻』で凄絶な殺し合いを演じた男たちの過去が今、明らかになる。


「検察側の罪人(上)」雫井脩介 (著)

木村拓哉・二宮和也で映画化!
人が人を裁くとは? 雫井ミステリーの最高傑作
蒲田の老夫婦刺殺事件の容疑者の中に、時効事件の重要参考人・松倉の
名前を見つけた最上検事は、今度こそ法の裁きを受けさせるべく松倉を追い込んでいく。


「ダブルマリッジ The Double Marriage」橘玲 (著)

大手商社のエリート社員、桂木憲一がパスポート申請のために戸籍謄本をとると、婚姻欄に妻の名前と並んで「ロペス・マリア」なるフィリピン人女性の名前が入っていた。いったいどういうことなのか。戸籍が乗っ取られたのか? 日本では重婚は認められていないはずでは……。憲一が市役所に問い合わせたところ「刑法には重婚罪がありますが、民法では[配偶者のある者は、重ねて結婚できない]として、当事者がその取消しを請求できると定めているだけですから、請求がなければそのままです」との驚くべき返事が返ってきたのだった。マリアの狙いは何なのか――。実話に基づく驚天動地のストーリー。


「殺し屋、やってます。」石持浅海 (著)

ひとりにつき650万円で承ります。ビジネスとして「殺し」を請け負う男、富澤。仕事は危なげなくこなすが、標的の奇妙な行動がどうも気になる―。殺し屋が解く日常の謎シリーズ、開幕。


「静かな雨」宮下奈都 (著)

忘れても忘れても、ふたりの世界は失われない。新しい記憶を留めておけないこよみと、彼女の存在がすべてだった行助。『羊と鋼の森』と対をなす、著者の原点にして本屋大賞受賞第一作。


「あしたはれたら死のう」太田紫織 (著)

なぜ、私は「あしたはれたら死のう」と書いた翌日、橋から飛び降りたのか―。自殺未遂の結果、数年分の記憶と感情の一部を失った少女、遠子。そのとき一緒だった同級生男子の志信は亡くなったが、周囲も、遠子自身もなぜ自分たちが死を選ぼうとしたのか、わからない。唯一の手がかりはSNSに残された日記だけだった…。


「賢者の石、売ります」朱野帰子 (著)

「マイナスイオンドライヤーなどの美容家電製品は廃止すべきです」。大手電器メーカーに勤める科学マニアの羽嶋賢児は、自社の目玉製品にダメ出しをするというタブーを犯し、最も行きたくなかった商品企画部に異動になる。心から科学を愛する賢児は、似非科学的な効果を宣伝して売り上げを伸ばそうとする美容家電商品を許せなかったのだ。だが正論を振りかざす彼は、鼻つまみ者扱いに。まっすぐすぎる科学愛は、美容家電を変えることができるのか!?




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