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どうしてこんなに理解してもらえないのか。

私が幼少期にずっと抱いていた疑問でした。

どれだけ主張しても、どれだけ訴えても、どれだけ泣き叫んでも、私の気持ちを理解してもらうことは出来ませんでした。

もちろん私の伝達の問題も合ったと思いますし、もしかしたら理解してもらっていたのかもしれません。でも私は理解してもらえた、分かってもらえたと感じることは出来ませんでした。

そして私はその原因を「自分がおかしい人間だから」と整理し、自分の気持ちを主張することを止めました。

逆に悲しみだけが残るその行為を押さえつけ、相手を理解し、相手に理解してもらえるような自分になれるように努めました。

それでもイメージのズレは起こり続けました。私の意図とは全く異なるイメージで周囲が受け取るようなことが多く起こりました。

そして私は更に「自分がおかしい人間だから」と決めつけ、自分の考えがおかしく、相手の受け取り方こそが正しいと整理し、それに沿った考えを出来る自分になれるように努めました。

そしていざ、大学を卒業し、社会人になろうというタイミングで、私は社会というシステムに合わせられる自信が持てず、休学し、自分を見つめ直す時間をとることにしました。

そんな時に出会った概念が「観点の問題」でした。

観点の問題を一言で言えば、「自分が見ている世界は自分しか見ることは出来ない」ということです。

つまり、自分が見ている世界を自分以外の人とは誰一人として、一分一秒も共有することが出来ないということです。

これは生まれつき耳が聞こえない人に対して、オーケストラの音楽の素晴らしさを共感してもらおうとする行為と同義であり、人類はずっとこの問題を曖昧にしたまま社会秩序を構築してきてしまったという問題です。

その状態ですので、今の社会秩序は無理やり我慢の上で成り立っており、精密に見れば「相手を自分の秩序に従わせるか」「相手の秩序に合わせるか」しかやっていないということです。

私はこの概念を聞いた時、とても驚きました。

なぜなら私がずっと悩み苦しんできた問題は、私がおかしいから起こっていた問題ではなく、人類共通の問題であり、未だ解決されていない問題だと知ったからです。

そしてこの問題は「全ての問題の根本原因」とのことでした。

実は他のどの問題よりも優先順位第一に解決しなければならない問題であるにも関わらず、ずっと人類はこの問題を曖昧にし、妥協したまま現代まで秩序を作ってきてしまったとのことでした。

私はこの話を聞いた時にやっと小さい頃から悩み苦しみ諦めかけていた問題に対して初めて光が差し込んだ気がしました。

「なんでこんなに理解してもらえないのか」
「なんでこんなに誤解し傷つけ合ってしまうのか」
「なんでこんなに人と人とが関係を作ることが難しいのか」

そして私はその問題を発見し、解決策を体系化した令和哲学を学びやっとその問題から自由になることができ、やっと自分の人生を始めることが出来ました。涙が出るほど嬉しかったです。

この令和哲学を体系化したノジェスさんは言います。

99.99%と100%は全く違います。
今の時代は善と悪の選択ではなく、善と善の選択です。現代社会の中心である科学技術も人類に素晴らしい恩恵をもたらしました。しかし一番解決しなければならない問題を置いておいてしまいました。人工知能が登場し、コロナパンデミックまで起きているこれからの時代には100%が絶対に必要です。観点の問題を解決した時に初めて、人類は全く新しい社会秩序を作ることが出来ます。

人間は社会的な動物です。他者とつながってこそ喜びを感じ、幸せを感じることが出来ます。

時代がものすごい速度で変化し、人との出会い、情報との出会いも多様化された現代社会では、より孤独感や諦めが蔓延し、生きることに希望を見出せなくなってしまってる人が増えてしまっているように感じます。

そんな社会状況だからこそ、この観点の問題としっかりと向き合わなければ、希望を見い出すことが本当に難しくなってしまっているように感じます。

だからこそ私は世界で最も絶望が溢れ、人との関係が薄れ、痛みが蔓延してしまっているこの日本社会から、孤独と悲しみの原因である観点の問題を解決し、人類が本当の意味で他者とのつながりを感じ、深い心で共有共感ができ、喜びあふれる共同体モデルを作っていきたいと思っています。

もし私と同じような悩みや痛みを感じ、現代社会に生きづらさを感じてしまっている人は、この観点の問題と向き合い、その解決策と出会い、全く新たな人生をスタートする一歩を踏み出してほしいと切に願います。

そんな状況の中でも最後までお読み頂きありがとうございました。

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