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コロナが加速させる格差。意思決定ができない日本。

先日、以下のツイートがフォロワーが少ない私にしては沢山のリアクションがありました。それだけ政府に不満が溜まってるのか、格差への関心が高いのか。

記事の内容は、本来10-15年くらいの予定だったデジタル化の変化がコロナの影響で早まり、無駄な業務・人材などのスリム化が一気に起こるため、格差拡大が急速に起こるから教育支援が大事なんだけど日本は難しそうだよね的な感じです。

皆さんはどう思われますか?

私は今のままの日本では本当に厳しいと思ってます。というか今の日本社会は「変化への対応」という点では世界最弱なんじゃないかと思います。

「なんでこんな状態になってしまってるんだろう」と考えてたら、以下の記事で何となくいまの日本の中枢の状況を想像することが出来ました。

とにかく今の日本は戦後、意思決定構造をすべてアメリカに委ねてしまったので、自分たちで独自の意思決定をすることは不可能な状態です。

だから上記のように「前例」「証拠」「アメリカ」を意思決定する際の材料にしてるんだな、と理解することが出来ました。

そしてこれを読んで、日本が根底から変わらないと本当に日本の未来はないと思いました。なぜならこれからの時代において、コロナパンデミックは始まりに過ぎないと思っているからです。

これから世界は、特に日本は、前例がなく素早い意思決定を求められ続けられます。課題先進国であり、これから世界の先頭に立って、思い切った社会体制の変化を作り続けなければならない日本国が、「前例」「証拠」「アメリカ」を基準に意思決定して何かを作り出せるとは思えません。

全く新たな基準点から、全く新たな社会・国・共同体のモデルを構築していく勇気と力と団結力がなければ乗り切ることは不可能であり、そうでなければ多大なる痛みが伴ってしまうと思っています。

そんないまの日本に、最も必要なことはなんなんでしょうか?

それが私は哲学だと思っています。そしてその哲学とはこれまでの西洋哲学とは一線を画した、日本流の哲学である必要があると思っています。

日本は「何をどのように考えればいいのか」という概念を教育するタイミングがどこにもありません。どれだけ多くのことを暗記したとしても、これかからの時代はそれが全く通用しなくなります。

これからの時代に必要なことは自分のフレームを超え続けることであり、物事の本質を見定め、それを元に意思決定することだと思います。

だからこそ私はいち早く日本社会で哲学ブームが起こる必要があると思っていますし、そんな哲学ブームを牽引しようとしている令和哲学者ノジェスさん主催し、毎回200名以上の方が参加している令和哲学カフェがもっとブームになってほしいと思っています。

世界で最も哲学がない、希望がない、未来がないと言われているこの日本から全く新しい共同体モデルを作っていきたいと思っています。

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