しねまぞんび2

なんでみんなロッキー見てないの!!!!!!弾ける筋肉と愛の映画「ロッキーシリーズ」

こんにちは、カップ麺作るのよく失敗する方のろくたろうゾンビです。
あなた、ロッキー見たことあります?????????????

そうそう、あのボクシングの。そうそうそうエイドリアーーーーン!って叫ぶやつです、あってるあってる。

そこまで知っててなんで見てないの???????????????

見た後「ナメてた」って言う名作映画シリーズ。「ロッキー」について解説と僕の思いをぶち撒けます。読めばあなたもきっとロッキーが見たくなる、はず。

ロッキーってどんな話なの?

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1975年、アメリカのフィラデルフィアでリングに立ちつつ生活のために高利貸しの取り立て役をして生計を立てていた三流ボクサー、ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)。
くすぶり続け、長年世話になっていたコーチからも見放されかけていたその時。チャンスが訪れる。
世界ヘヴィー級チャンピオン、アポロ・クリード(カール・ウェザース)の対戦相手が怪我で出場できなくなり、急遽代わりのボクサーとして世界タイトルマッチに挑む権利を与えられるのです。

ロッキーは世界チャンピオンに挑むプレッシャーや苦しい特訓を経て、世界タイトルマッチのリングに立つ・・・といったあらすじ。

よく只のボクシング物筋肉映画(間違ってはない)と思われていますが実のところこの映画のテーマは「愛」と「人間讃歌」。
ロッキーとヒロインの純愛。プレッシャーと自分に打ち勝ち人生をかけた挑戦に挑むロッキー。
それは人は真に困難に立ち向かう時輝くと言う讃歌であり、世の中で何よりも強いつながりの証明。

王道でつまらない?いや、これこそがロッキー。もはや神話、濃厚なロッキーサーガを是非一度見てみてくれ・・・

ロッキーが何故「凄い映画」なのか

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ロッキーは長年に渡って続くシリーズ故に逸話は尽きません。
中でも一作目(1976年)の主演、監督のシルヴェスター・スタローンがボクシングの試合に感動し3日で脚本を書き上げ持ち込み、採用されたと言うエピソードは有名。

当時スタローンは役者として鳴かず飛ばずでピンク映画の男優などで生計を立てていました。
しかし一転。自らの選択と行動力、そして映画会社に「若手の俳優を使う」と言われても自分が主演することを譲らなかった決断力(そのせいで予算が削られ一作目は低予算でしたが)によってスターまで駆け上る。

そう、ロッキーは正にスタローンの人生そのままの映画なのです。
熱くないですか?????????
エンディングをスタローンの奥さんの提案で書き換えて結果的に大ヒットしてるのもそんままで凄くないですか??????????

見てくださいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!

失礼、取り乱しました。
ロッキーは様々な逸話以外にも映画史的に重要な作品なんです。
それは、「アメリカン・ニューシネマの流れを終わらせたこと」
アメリカン・ニューシネマとは1960年代頃から流行りだした映画のジャンルで、若者の世間への反発、苦悩などを描いたものが多くいわゆる「暗い」雰囲気の作品が多いのが特徴です。

本来であればロッキーが試合をせずに会場を後にする、と言うニューシネマの流れを汲んだ作品になる予定でしたが、前述の奥さんの意見でハッピーエンドに。
それは当時ニューシネマやベトナム戦争など暗い雰囲気が漂っていたアメリカ国民の心を打ち、徐々に明るく楽しめる(悪く言うと商業的な)作品が増えていきました。

これを功罪と捉えるかどうかは人それぞれですが、僕は映画と言う文化を大きく動かす一翼を担った重要な作品だと思っています。

僕が見たロッキー、そして人生における意味

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ここから感想文始まる、すまねぇ。止まらねぇ。

僕がロッキーを見たのはそんなに昔じゃない、ここ何年か(だったと思う)
というのも最初に見た時衝撃を受け、繰り返し見ているうちいつ始めてみたか分からなくなったから。
ロッキーの重い左ストレートは僕のこめかみにクリーンヒットし脳を正しくブチ抜いた。

なんだこれは

ナメてた!!!!!!!!!!!!!!!!!


冒頭のロッキーをナメてた奴、それは僕なのだ。僕こそロッキーに撃ち抜かれ、目を覚ました人だった。
僕はそれからロッキーについて調べて、見て、調べて、見てを繰り返すうちにすっかり映画を「観ること」以外でも楽しめる人間になっていた。
映画好きになった原因の一つだ。

ロッキーは映画の中で選択をした、それはスイッチの片方を指で押し込む様な簡単なことじゃなかった。
選べば間違いなく苦しむだろう、成功する保障もない。今のままダラダラと生きていればそれはそれで楽かも知れない。
しかしロッキーは選んだ。
世界チャンピオンと対峙することを、苦しむことを、血反吐を吐いて戦う事を!
この精神こそ僕がロッキーから受け取ったメッセージだった。

飛び込むんだ!

苦しむ事になっても、ズタボロになって今よりドン底に落ちるかも知れなくても!

戦うんだ!!!!!!!!!!!

「苦しそうだしできるわけない」と口にしてた僕をブチのめして目を覚まさせてくれた大事な一本なんだ・・・!

この一本があったから僕はいろんなことに手を出せたし、重大な決断を下せた。それはいい結果になったときもあるし、もちろんそうじゃなかったときも。

でもそれで良かったと思う、だからこそ今の僕がいる。
映画も、漫画も、アニメも、音楽も、人も、色々な物が混ざり合ってできている僕の中でも特別に大切なモノの一つだ。

だからこそ皆にも見てほしい、僕が受け取ったメッセージを皆も受け取って欲しい。ロッキーに脳天をブチ抜かれてほしい!!!!!!!!

そのためのこの記事、そして色々な映画をおすすめするためのシネマゾンビ企画なんだ。

この記事を読んで少しでも気になったならぜひ見てほしい、まずは一作目だけで構わない!いつもツイッターに君が溶かす2時間をロッキーのために使ってみてくれ!!!!!!

収集ついてないけど今回はこのへんで!ろくたろうゾンビでした。

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