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『20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社 e-SHINSHO)』

『20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社 e-SHINSHO)』原稿

古賀史健著

著者はフリーランスライター
1973年福岡県生まれ。かねて映画監督を夢見るも、大学の卒業制作(自主映画)で集団作業におけるキャプテンシーの致命的欠如を痛感し、挫折。ひとりで創作可能な文章の道を選ぶ。出版社勤務を経て24歳でフリーに。30歳からは書籍のライティングを専門とする。

「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為なのだ。決して「同じ日本語じゃないか」などと思ってはいけない。

印象に残ったこと。
①文章とは、頭のなかの「ぐるぐる」を、伝わる言葉に〝翻訳〟したものだ。「書く」というアウトプットのプロセスを通じて、われわれは自分なりの解を得ていくのだということ。

②句読点は「 1行にひとつ」  

③文章を書くとき、われわれは「結局なにが言いたいんだ?」という問いに〝ひと言〟で答えられなければならない。

なかなか、具体的な書き方や実践で使えそうなアドバイスが書かれていて、かなり参考になった。

文章の書き方的な本は読んでいるつもりだけど、かなり、良書だと思った。

文章を自分で切り刻んで、泣く泣く、膨大な文章を減らしていく過程だとか、なかなか、共感できる。

お客様に提出する報告書って、長文を書くと読みきれないとよく言われるので、いつも文章を減らしていくのが、なかなか、虚しくも、焦点を絞らせるようなことになっていく。

パワポの概念図みたいなものが非常に喜ばれる。


クラウドワークスのwebライター検定なるものがあるということを知って、無料だから受けてみようかと思ったのだけど、ビデオの講座を受講して受験するスタイルでね。チラッビデオを見たのだけど、あまりにも大変そうなので、延期することにした。webライターってすごいのだなあと感心した。

ChatGPTに書評を読ませて、本書に相応しいテーマ曲を聞いてみた。
AIの説明文が面白かったので載せてみる。

1.米津玄師 - 「感電」
この歌は、適切な言葉を見つけることの難しさと、言葉の力を信じることの大切さを歌っています。文章を書く際にも、適切な言葉を見つけることが重要であり、また、文章の力を信じて自信を持って書くことが必要です。

2.竹内まりや - 「Plastic Love」
この歌は、中心を絞り、シンプルで明確なメッセージを伝えることの重要性を歌っています。記事やレポートを書く際にも、中心を絞り、シンプルで明確なメッセージを伝えることが重要です。この歌は、そのような考え方を示唆しています。

聞いてみたけど、なんか違うなあと思った。

『watercolors』The Postmarks

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