前回、「好きな映画、ドラマ作品から見るINFP4w5」というのをやったので、今回はアニメ作品に絞って書いてみようと思います。
といっても、全てのアニメ作品を観ているわけでもないので、あくまでも私が観たことのある中でというものです。
（最近観てないからかなり古いものが多いかも）

（参考までに）
INFP（仲介者型）、エニアグラムタイプ4（個性的、芸術家）、トライタイプ459（隠者、瞑想家、超遊離タイプ）という性格。
世界観を重視して作品を観ているので、好きな作風も感性を揺さぶられる何かになる傾向があります。（必ずしも芸術性に惹かれるわけではないです）

殿堂入り

• 魔法少女まどかマギカ

• 銀河英雄伝説（昔のやつ）

この上記２作品については、もはや私の中で完璧にトップです。
理由は、全話が全て面白かった。（しかも常に引き込まれるレベル）
結構なアニメ作品を観ていても、全話が面白い作品はそうそうありませんでした。
この２作は文句なく素晴らしい。
『銀河英雄伝説』に至っては100話以上あり、その全てが面白いという神がかった作品でした。
『魔法少女まどかマギカ』については、全12話しかありませんが、テーマ性、キャラクター性、音楽、世界観、演出、バランスと全てに調和が取れており、奇跡的な出来のアニメだと思います。
12話全てに無駄がなく、序盤～最終話まで、ほぼ完璧にまとまっていました。続編いらんというレベルです。
観ていてここまで品質に感動したアニメはありませんでした。
テーマ性についても素晴らしく、感情という内面にフォーカスしたことによって、心に響くものが凄まじく強かったです。（INFPとしても共感した）

（まどマギ補足）
最初、予備知識なし、ながら観していたところ、例の3話付近で度肝を抜かれ凝視するかのように全話観てしまった。（初視聴は既にブームが終わった辺りだった）
以降、Claris（クラリス）のファンにもなり、よく曲を聴くようになった。

上位

• 富野ガンダム（初代、Ｚ、ＺＺ、逆襲のシャア、Ｆ91、V）：説明不要

• 超時空要塞マクロス　愛おぼえていますか（劇場）：SF＋昼ドラ的だが、歌で心を揺さぶることが鍵になるテーマ性が素晴らしい。楽曲素晴らしい。

• 不思議の海のナディア（潜水艦＋SFというロマン）

• トップをねらえ（白黒なったり首を傾げる部分はあるものの、演出、テーマ性が壮大）

• 機動警察パトレイバー the Movie（１作目劇場）：癖のある押井守作品の中でエンタメ性にバランスが取れた良作。サイバー犯罪の設定がツボ。

• 機動戦艦ナデシコ（テンポ、ギャグとシリアスのバランス、設定など光るものが多く作り手のセンスを感じる）

• トライガン（SF＋西部劇なところがツボ）

• バトルアスリーテス大運動会（予想に反して硬派でひたむきな内面が描かれることが多くとても共感し感動。ただし終盤作風が別物となり×）

• 吸血姫美夕（TV版）：（独特の神秘性があり、深夜帯にとても合う。INFP的にこの幻想の世界はとても近いものを感じる。）

• 十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密-（ギャグ系かと思いきや、シリアス部分のセンスが光る。全体的にセンスで突っ走った良作）

• アカギ 〜闇に降り立った天才〜（麻雀知らないが、凄まじく引き込まれる。心理戦が面白すぎる。生き様に感銘を受ける）

• 逆境無頼カイジ（ギャンブル系だが色々と教えられることが多い。とても人間の本質に近い何かが描かれている。地下労働パートが好き）

• 瀬戸の花嫁（恐らくギャグ系でいけば最強ランクでは）

• ギャラガ（1989年のアニメ映画で、ケーブルTVで昔視聴した。猿の惑星風の設定で、異惑星で別種族の文明と戦うことになる、SFファンタジー。思春期時に観たためか強烈に印象に残る。ネット界隈にほぼ情報がなくマイナー中のマイナー）https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%AC_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E6%98%A0%E7%94%BB)wikiはあり。一度観て欲しい。

その他好きな作品（一部分が好きな場合あり）

• 聖戦士ダンバイン（富野節全開。現代社会と接点が生まれる設定は秀逸。人の死に方が富野氏の内面世界を表している。これがいい夢でたまるかよ！）

• 忍たま乱太郎（初期の頃）

• Ｆ（エフ）（何か湧き上がるものがある）

• 天地無用（多分OVAの初期のやつ）（色々同シリーズがあるっぽいが、この神秘性のある作風だけは別格なのでは）

• エヴァTV版（特に第１話とハッキングを受ける回）

• るろうに剣心（これはマンガ原作を越えていた。師匠からの奥義伝授回が特に素晴らしい）

• 深海伝説マーメノイド（設定とイメージイラストが好き）

• アリスSOS（OPの歌の雰囲気が好き）

• 時空転抄ナスカ（設定とED導入部～EDテーマにコンドルは飛んでいくを選んだセンスが好き）

• DTエイトロン（難しい作品だが、ディストピア＋文明崩壊後設定が非常に好き。キャラやロボ的なの？はあまり好きでない）

• serial experiments lain（近未来なサイバーものの走りか。ある回で唐突に宇宙人（グレイ）ぽいのが画面を覗き込む絵があり、深夜帯に怖すぎた）

• プラネテス（「エーデルでいいよ」が素晴らしすぎて泣ける。その回のみ突出してた。）

• ふたつのスピカ（また変な絵柄だなぁと思って油断していたら、序盤の包帯巻いた人の話で泣けすぎた。意外と硬派な宇宙飛行士訓練ものだった）

• マリア様がみてる（あまりこの系統の作品は見ないのに、何故か見入ってしまった不思議。この時代GYAOとかでよく観ていた）

• 火の鳥（これを期に原作マンガを買って読んだ。未来編の壮大さに衝撃を受ける）

• アキカン！（もはや設定が全て。ジュースの空き缶をキャラにしようとした挑戦的姿勢を評価。むしろソシャゲ化しては？）

• 侵略!イカ娘（イカちゃんがかわいい）

• ドラミちゃん　ミニドラSOS（あえて入れてみた）

まとめ

アニメ作品一覧というwikiを80年代くらいからざっと見渡して思い出す作品をピックアップしてみました。（懐かしかった）
90年代が凄く多いのは、この辺りでちょうどよくアニメを観ていた頃で、日本のアニメ業界が現在の流れになる境目に思えます。（良くも悪くも）
90年代を越えて所謂萌えキャラブームになった辺りでほぼ観なくなり（2000年代多少は観ていた気がするけど）、現在もあまり観ていません。
アマプラで気になるアニメを観るくらいになってますが、嫌いなわけではなく良いアニメ作品は観たい気持ちでいますね。
（アニメは本当に作品の嗜好にバラつきが出るので判断が難しい・・・）

また、今回はジブリ作品やドラちゃんなど一部有名すぎる作品の類は外してあります。
（全部殿堂入りになってしまいそうだったため）
それはそれでまた個別に感想などを書いても良いかなという感じです。

これらの作品群と内容から、INFP、エニアグラム4の感じる部分が少しでも伝わってくれると嬉しいところですが、どうでしょうね。
今回挙げた作品で個別に感想を書きたくなったら、また別の記事で取り上げたいと思います。