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エリアマネジメント・ケースメソッドCase5 株式会社街づくりまんぼう~施設管理から震災復興を経てまちの仕組みづくりへ~
今回は、5月14日に出版された「エリアマネジメント・ケースメソッド 官民連携による地域経営の教科書」の中で、石巻市(Case5:株式会社街づくりまんぼう)のケースについてご紹介します。 なぜ石巻?まず、書籍でみなさんに石巻をご紹介したかった経緯からお話しできればと思います。 石巻市は夫が育った街であり、義理の両親が暮らしていたため私は年に数回訪れていました。その当時は、東北最大のロードサイド型ショッピングモールがオープンしたばかり。帰省の折に中心市街地の散策をすると、人通り
【第一回】「地方都市中心部におけるFMコスト改善を通じたエリアマネジメント事業の挑戦~熊本市、札幌市、盛岡市における取組みを通じて~」
1.地方都市における事業収益性の意義 我々は全国の地方都市中心部再生に取り組む中で、対象地区を一つの会社として捉え、その経営に必要な事業立ち上げを一貫して実行している。 我が国でもタウンマネジメント、エリアマネジメントという言葉はあるが、その成果を中心においた議論は少ない。対象地区の再生に必要なのは、経済課題の負の連鎖を断ち切るために、対象地区を一つの会社として見立て、今よりも「事業収益性」を高めるのに必要な事業を興し、その利益を再投資し、さらなる経済循環につなげること
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「エリアマネジメント・ケースメソッド Case1 錦二丁目エリアマネジメント株式会社・Case12 一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツ」(葛西)
今回は、愛知県名古屋市中区(Case1:錦二丁目エリアマネジメント株式会社)と東京都世田谷区(Case12:一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツ)のケースについて、事例執筆者よりエリアマネジメント事業から生まれるご縁とシナジーについて感じたことを書いてみました。 5/14以降は、ぜひ本に掲載の事例と合わせてお読みいただけると、より他事例でもさまざまな事業と人の関わり方が見えてくると思います。 エリアマネジメントを担う組織形態は、株式会社、一般社団法人、NPO法人、任意団