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5月25日、誕生花は柳薄荷【#誕生花短歌】

詠みます。

 ほのかなり
 初夏の青空飾るよう
 柳薄荷の香りぞただよう

解説。

 5月25日の誕生花のひとつ、ヒソップ
 地中海の東から中央アジアまで植生する、シソ科ヤナギハッカ属の半常緑低木で、ハーブの一種です。

 学名 "Hyssopus"(ヒソップス)は、ヘブライ語で「聖なる草」という意味を持つ "Ezob"(エゾブ)に由来するといわれます。
 聖書にも登場するそうですが、イスラエル周辺には自生しないことから聖書に載る「ヒソプ」とは異なる植物であると考えられているとか。
 英語ではこれにやや変化が生じた形か、 "Hyssop"(ヒソップ)と呼ばれます。
 和名は「柳薄荷《やなぎはっか》」ですが、これは葉の形がヤナギに似てハッカのような香りがすることが由来です。

 ハーブの一種ということで、肉や魚の臭み消しだったり、料理の彩りや香りづけとか、多くのリキュールに材料として使われます。
 イギリス最古の印刷された本草書としても知られる『バンクスの本草書』には、ヒソップは口内のあらゆる病気を治療し、人間の体内の寄生虫を駆除すると記述されているそうです。

 ヒソップの花言葉は「清潔」「浄化」など。
 これらは中世ヨーロッパにおいて、穢れを取り除く働きがあるとされ神殿などの神聖な場所を清めるのに用いられたことにちなみます。

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