詠みます。

　夏雲のごとく
　真白の花ゆれて
　振りまく笑みと艶なる香り

解説。

　ちなみに、今日は私の誕生日です。

　6月8日の誕生花のひとつ、ジャスミン。
　アジアからアフリカにかけての熱帯、亜熱帯を原産とする、モクセイ科ソケイ属の蔓性植物の総称です。
　主に茉莉花《まつりか》（別名: アラビアンジャスミン）や「ハゴロモジャスミンなどの、芳香性の花を咲かせるものを指します。

　学名 "Jasminum" ならびに英名である "Jasmine" は、ペルシャ語の "Yasmin"（ヤースミーン）を語源としていますが、この言葉には「神からの贈り物」という意味があるともいわれます。
　漢字表記は属名の「素馨《そけい》」、あるいはサンスクリットの  "mallikā"（マリカー）を語源とする「茉莉《まつり》」があります。

　花は強い芳香を持つ種が多く、香水やジャスミン・ティー（茉莉花茶）の原料として使用されることでも有名です（ジャスミン・ティーで有名な中国・福建省の花としてジャスミンが採用されています）。
　基本的には熱帯の植物なのでそれ以外の地域では温室での栽培が推奨されますが、中国雲南省周辺を原産とするハゴロモジャスミンなどには耐寒性もあり、それ以外の地域でも露地栽培か可能とのこと。

　ジャスミンの花言葉は「愛想の良い」「優美」「官能的」「愛らしさ」など。
　ジャスミンが白く清楚な姿をしているにもかかわらず、エキゾチックで官能的な香りを放つことに由来し、それぞれ「愛想のよい」「優美」はその花姿から、「官能的」「好色」はその香りにちなみます。

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