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とっさに言い返せない心理と上手に言い返す技術(方法)とは

とっさに言い返すことができずに、あとになってモヤモヤした気持ちで過ごさなければならないとき。悔しい思いをしたり、自分を責めてしまったり、そのことばかりを考えて時間を無駄に過ごしてしまうことがありますよね。

どうしてとっさに言い返せないのか?どうしたら上手に言い返せるのか?を調べてみましたので、ご紹介します。

|言い返すことができない心理(原因)とは

上手に言い返す方法を知る前に、まず言い返すことができない原因(理由)を知ることからはじめましょう。それらをまとめてみました。ご紹介します。

〇不意を突かれてパニックになってしまった

突然、大きな声で怒鳴られたり、予想もしていないことで怒られたりしたら、パニックになってしまうこともありますよね。その状況を理解することに頭を働かせないといけないので、言い返すどころではなくなります。

〇もともと感情表現が苦手であるから

性格上、人に何かを伝えるのが苦手であったり、感情表現が苦手であったりする人も多いのではないでしょうか。上手に言葉にできないので、言い返すのも難しくなってきます。

〇優しい性格だから

性格がとてもやさしいと、「けんかをしたくない」と思うし、「自分も悪かったのかも」と自分を責めてしまいます。

とても素晴らしい性格ではありますが、あとから悔しくなったり、モヤモヤしたりすることも多いのではないでしょうか。

〇相手との人間関係がこじれるのが嫌だから

これは社会生活を送る上では、ある意味必要なスキルかもしれません。しかし自分に非がないのに我慢をしすぎると、ストレスが溜まってしまいます。

〇復讐されるのが怖いから

言い返すのはいいが、あとでしつこく嫌がらせを受けるのではないかと心配してしまうことがあります。そう考えてしまうときは、言い返せずに言葉を飲み込んでしまうことも。

|言うべきことはきちんと言ったほうがいいワケとは

トラブルがあったときほど、正確な事実関係が重要になってきます。お互いに誤解・勘違いが生じたままでは、何も解決できません。それどころか、黙っていることによって、信用を失ってしまうことさえあります。

言い返すことによって、必ずしも人間関係にしこりが残るとは限りません。言わないことによって、失うことが多い場合さえあります。誤解はきちんと解消して、自分に間違っていたところがあれば謝るようにしましょう。

どうしたら上手に対応できるか、以下でみていきましょう。

|あらゆる場面で使える上手に言い返すための方法

口喧嘩をしかけてくる相手は、次々とまくしたてたり、大きな声で怒鳴ったりして、自分の言い分が通るようにする傾向があります。そうやって自分を優位に立たせるよう、仕向けてくるのです。

そんな相手に絶対的に有効なのが、こちらが落ち着いて「ゆっくり、はっきり話す」ということです。

そうやって相手のペースを乱し、相手の勢いを抑えていくのです。お互いに落ち着いて話し合いをするために、まずはこれを必ず意識しましょう。

|上手に言い返すための技術(方法)とは

上手に言い返すには、コツが5つあります。そのコツをみていきましょう。

1.相手の言ったことを要約(まとめ)して、そのまま言葉を返す

相手が言ったことをまとめて、繰り返し確認することで、相手は一度冷静になって考えます。そこが大切です。

たとえば、「つまりそれは、〇〇ということですよね?」「要するに、〇〇なのですよね?」といった感じで、相手の言葉を繰り返します。

2.相手の言い分のなかで、自分に非がある部分のみ謝る

黙っていると全面的に相手に降伏したことになります。それだと相手の言い分のすべてが正しいということになってしまいます。そうならないよう、自分に非がある部分とそうでない部分を、はっきりとさせます。

たとえば、「〇〇については、ごめんなさい」「その点はこちらが悪いと認めます。でも……」といった感じで、こちらの言い分を話すきっかけをつくりましょう。

3.相手の言葉を質問で返す

「なぜ、そう思うの?」と聞き返すことにより、話しの主導権を握ることができます。こちらの言い分も通しやすくなるでしょう。

4.相手の言葉に間をあける

「ちょっと待ってください」「ちょっと一旦落ち着きましょう」と、相手の言葉に間をつくります。言い返すには、相手のペースを乱すことがポイントとなっていますので、話のリズムを崩すことも大切です。

5.相手の批判の内容ではなく、相手の言い方に焦点を当てる

相手の言い方を批判することで、言い返すきっかけをつくります。

たとえば、「ちょっと聞き取りにくいのですが……」「言いたいことはわかりますが、そんなに強く言われると……」「もう少しわかるように説明してくれない?」など、相手の言い方に非があることを伝えます。

|まとめ

「あの時言い返しておくべきだった」とあとで後悔するときは、とっさに反応できなかったことが原因であることが多いです。人は日頃慣れていないことには、とっさに対応できません。

日頃から、こういうときに備えて「コソ練(こそこそ練習すること)」をしましょう。とっさに反応できるまでになるには、反復練習が必要です。

普段から意識して練習しておいて、いざというときのために準備をしておきましょう。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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