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一口の大きさを知り、乳から離れていく|10m23d

なんでも自分で掴んで食べたいお年頃。

相変わらずうたまるごはんさんの本を片手に、手掴み食べ用レシピにあれこれ挑戦している。各種おやき、スイートポテト、パンケーキ、ミートボール、蒸しパン。昨日は初めてのお好み焼きをバクバクと食べていた。

おおむねなんでも食べてくれて順調だが、手に持ったおやきやミートボールを丸のまま全部口に入れてしまうことも多く、ちょっと見ていてハラハラする。

実際、詰め込んだ量がどうにもならず、モグモグしているうちに口から出てきたり、蒸しパンをそのまま飲み込もうとして窒息しかけたりもした。(蒸しパンはホットケーキミックスで手作りしたものだったが、生地の配分が悪かったのか膨らみきっておらず、ちょっと固めのものを与えてしまったのが敗因。ごめん我が子よ…。)

かじり取るのが面倒なのかな…と思っていたが、先日参加した赤ちゃん教室でもらった資料に「(手掴み食べの頃は)口へ詰め込みすぎたり、食べこぼしたりしながら、一口量を覚える」と書いてあって納得した。

そうか、一口の量が分かってないのか、と。

ーーー

離乳食が進むにつれて、まさに読んで字のごとく、乳離れも進行中。

もともと母乳育児に強いこだわりがあるわけでもなく、せっかく母乳が出るのであれば欲しがる限りはあげよう、という感じでゆるく混合授乳でここまで来た。卒乳(完ミへの移行)については、なんとなく1歳を過ぎる頃までには、遅くとも4月に保育園に入るまでには、と思っている程度だった。

10ヶ月になった頃から母乳は夜泣き対応時のみにして、だんだんとフェードアウトしていたのだが、今週はついに火曜日の夜にあげたっきり、今日、土曜日を迎えた。

夜起きる回数が0〜1回になり、おっぱいをあげなくても添い寝トントンでまた寝てくれるようになってきたのはありがたいが、あれ、もしやこのまま卒乳?あの夜中に、お互い寝ぼけながらあげた添い乳が最後になるのかしら…。

ーーー

いざ卒乳となった時、私の心はどう動くだろうか、と前から思っていた。

育児レポなどでよく読むような、あらかじめ日付を決めて「おっぱいバイバイだよ〜」って言い聞かせるとか、「これが最後の授乳か〜」って感傷に浸るとか、授乳しているところを記念撮影するとか、そういうのを想像しては、どこかでその日を楽しみにしていた。

が、現実は前述の通り、なんとも拍子抜け。もともと母乳がたくさん出るほうでもなかったので、胸が張ることもなく、身体的な実感も伴わない。

そんな形だったからか、それとは関係なくなのか、不思議と寂しさは感じない。おい私の母性そんなものか、と、ちょっとがっかりすらしている。

確かに、自分の乳に吸い付く我が子の横顔を眺めるあの時間は唯一無二だ。けれど今はそれ以上に、神妙な面持ちでにんじんを掴んで口に運ぶ、我が子の表情に釘付けになっている自分がいる。これが、寂しさを感じない理由なのかもしれない。

卒乳かあ。おつかれ、私のおっぱい。ビール飲も。

ゆでにんじん大好き。

最近の走りがき。

・いよいよミルクも減ってきて、水分補給はこれで十分なのか…?と悩む日々。ストローにしろコップにしろ、あまり飲みたがらない&飲んでも大半が口から溢れてて、どれだけ飲めているのか不明。ストローの方がまだ得意なようなので、家用のストローコップを新しく買ってみた。(今までは外出用のストローマグを使っていたので、毎回パーツをバラして洗うのが地味に面倒だった。ので私が横着してコップで飲ませることも多かった。笑)

・今まで高速ズリバイ専門だったが、ついにハイハイもしはじめた!つかまり立ちも大好きで、椅子につかまったまま椅子を滑らる、という技で部屋を歩きまわっている。手押し車を与えたらすごいことになりそう…。

・「引き出しを開ける」を完全マスター。洗面所の引き出しを開けて私の化粧品を物色するわ、冷凍をあけて氷を鷲掴みするわ、で好奇心大爆発。今まで見守りつつできるだけ好きなようにさせてきたが、いよいよ動きがダイナミックになってきたので、キッチンにはベビーゲートを設置、大きな引き出しにはチャイルドロックを設置。はてさて。

・車のおもちゃを手で掴んで、走らせるような動きするようになった。まだうまく動かせずにタイヤが横滑りしていることも多いが、ついに車ライフの幕開けとなるか…?

・おなかに口をあてて「ぶーーー」っと低い声を出すと大笑いする。

・寒空の外出が続いたせいか、ほっぺが少しカサカサに。ひとまずいつも全身に塗っているクリームを重ね塗りして様子見。

・テーブルの上に置いておいたカメラのストラップを子が引っ張り、カメラが床に落下した。子に怪我がなくてよかったものの、レンズが壊れた模様…。


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