4周年特別企画「読書の日」

今日は、つい先月まで好評をいただいていた「法の下に生きる人間」シリーズを1日限定で復活させよう。

4月23日の今日は、法律で定められている「子ども読書の日」である。

21世紀の始まりの年である2001年に、「子どもの読書活動の推進に関する法律」が公布・施行されたのだが、この法律の第10条に次のように定められている。

【第十条】
国民の間に広く子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高めるため、子ども読書の日を設ける。 
2    子ども読書の日は、四月二十三日とする。 
3    国及び地方公共団体は、子ども読書の日の趣旨にふさわしい事業を実施するよう努めなければならない。

以上である。

4月23日を「子ども読書の日」にしたのは、この日はもともと「世界本の日」(世界図書・著作権デー)として世界的にも知られているからである。

ちなみに、なぜ「世界本の日」が4月23日なのかというと、有名なシェークスピアの命日に合わせたとも言われている。

シェークスピアは、1616年、徳川家康と同じ年に亡くなった。ただし、家康は73才まで生きたが、シェークスピアは52才で亡くなった。

さて、子ども読書の日ということで、読書に関する懐かしの記事を2つ取り上げよう。

マガジンには入っていないが、それぞれ25スキと10スキをいただいている。

まず、歴代トップの25スキをいただいている記事は、昨年3月3日の「読書にかけるお金と時間」である。

もうひとつの記事は、一昨年(2022年)の7月4日の「読書百遍義自ずからあらわる」である。

今の子どもは、スマホゲームに夢中になって読書をすることも少なくなっていると思うが、本を読んで教養を深めることは、子どものうちからやっておいたほうが良いだろう。

また、大人も、さまざまな情報があふれる現代社会を生き抜くには、読書を通して高度な知識やスキル、判断力を身につけるべきである。

ゲームをすることを否定はしない。

ただ、1日の限られた時間をゲームだけに費やすのはもったいない。

不眠に悩んでいる人は、寝る前でもスマホいじりをやめて、読書する習慣を身につけると、いつの間にか寝落ちしてぐっすり眠れるので、ぜひ試してみると良いだろう。

最後に、読書にお金をどれだけかけるかは、わざわざ買わずとも図書館に通えばすぐ読めることも考慮に入れておくと、無駄遣いせずに済む。

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