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阿見ACアワード2019

今年の年末も僕自身毎年恒例になっている、
阿見ACアワード2019というイベントに参加してきました。

阿見ACアワードとは?
NPO法人阿見アスリートクラブの年間表彰式&報告会
1年間のクラブの振り返りを式の中で活動を振り返りながら表彰を通してスポンサー様親御さんに報告し、その健闘を称える。
各カテゴリの選手たちの実績を讃える数多くの賞があり、全ての賞には日頃からクラブを支えてくださっているスポンサー企業様に各賞の表彰をしていただいている。

今年で20周年を迎える阿見AC、筆者である私、楠康成が陸上を始めたきっかけであるこのクラブチーム。この20年間共に成長してきた遊び場のような場所で、今では私と同世代で共に青春時代を共にした仲間たちがこのクラブの中心となって運営を支えています。

そんな我が家のような、というか、我が家であるこのクラブの20歳の記念パーティーです。笑

Member of the Year

会場は茨城県土浦市にある結婚式場。
ここ近年で会場がどんどん豪華になり、とても華やかになっていて、より晴れ舞台らしくなってきています。

表彰では、全国入賞レベルから、関東、県大会、そして自己ベスト、さらには練習に続けて参加してくれている子供を称える賞など、多くの子供たちがそれぞれの喜びを味わえるように賞が用意されています。

その数ある賞の中から年間最優秀選手賞「メンバーオブザイヤー」が1人、小・中学生の中から選ばれる「ジュニア最優秀選手賞」の2つの特賞があります。

そんな素晴らしい賞の1つ。「メンバーオブザイヤー」を今年度は私が受賞させていただきました。高校2年生の時に受賞して以来9年ぶり2度目の受賞です。

この賞の素晴らしいところは、全ての選手が挑戦できて、獲得するチャンスがあるということです。
陸上競技は勝敗が目に見えるスポーツで、1つのレースで勝者は1人です。よってレースなどでは子供と大人の選手が走れば、大人が勝つのが普通ですが、このクラブではこの賞のおかげで子供たちがトップ選手に勝つチャンスがある。とても素晴らしいことだし、私がジュニアの時代もそれが目標でした。
受賞から9年が経ち、やっと社会人初受賞。実際、中高生・同世代のライバル・パラアスリート。多くのライバルたちと競い合い、今まで受賞できず悔しい思いをしてきました。
子供たちの成長は著しく、勢いもすごい。私自身も負けないくらいに成長を続けなければ来年以降の受賞はできません。2020年、自分が求める舞台で最高の結果を残し、このトロフィーを死守したいと思っています!

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僕たちの意味

20年クラブと共に成長してきて、このクラブの特徴として

走ることが人生の共通点である仲間達が集まる場所

そう感じます。

子供から大人まで、目標を誰が決めるでもなく、走る理由を誰が強制するわけでもなく、みんなそれぞれでした。
「一番になりたい」「自分を超えたい」「ライバルに勝ちたい」
だけでなく
「友達と会いたい」「野球選手になるため」「勉強のストレスを発散する」
こんなもんじゃないくらい沢山の理由を持った子供・大人がいて、その中心に陸上競技が存在しているんだと思います。

前にも書きましたが沢山の理由を持った仲間がいると、それを近くで見ている子供達はそれぞれの価値観で、それぞれ憧れ、夢を持ちます。
クラブの子供達も身近に憧れの存在を見つけ、無我夢中で今を楽しんでいるから全員が輝いて見えるのだと日々感じさせてもらっています。

式の一幕で来期中距離チームの発表をさせていただきました。
今シーズン中距離トップチームは私1人で活動してきましたが、来シーズンから田母神選手、飯島選手を迎え3人体制となります。

私たちは東京で活動している分茨城にいるクラブの子供達と接する機会が限られています。
そんな私たちの使命として、子供たちの中の誰かが陸上選手に憧れ、人生を掛けたいと決めた時、掛ける価値のある世界を準備していくこと、時間をかけて良かったと思える場所を作ることだと思っています。

夢のある全ての子供達へ、1つの夢の形を示してあげることが私の夢です。

ここまでクラブを支えてくれたスポンサー様、スタッフ、そして子供達。
理事長、副理事長夫婦に感謝しなければなりません。

20年素晴らしい夢を見させてくれてありがとうございます。
そして100年続く陸上クラブへ。私も力になれたらと思います。

阿見アスリートクラブ20周年おめでとうございます!!!

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