自分が誰かを楽しませようとすると
そんなつもりは無いのに
「ふざけている」という言葉が返ってくる
さらに楽しませようとすると
「ふざけている」の次の言葉で
「バカにしている」という言葉が返ってくる
どちらの言葉も軽い感じで返ってくるのだけども
そんなつもりは無いのに
もうそこまでの言葉が返ってくるという事は
自分が誰かを楽しませようという行為は
誰かを不快にしているという考えが出て来て
もう誰かを楽しませようするのは
やめようと考えて無口になり
無口で過ごす事が気楽になった
無口が無理をしている訳では無いので
「かわいそう」とか思わないで欲しい
そして、この無口な生活は非常に便利だった
無口だと誰も話しかけて来ない
無口だと少ない言葉だけでシンプルに
会話が成立できる
無口だとよく聞き耳を立ててもらえる
無口だとメンバーには入らない
無口を利用すると
自分に都合のいいポイントが貯まり
たまによくしゃべり出すと好印象っぽい
雰囲気になる
もう無口はやめられない
ただ無口には表情が大事になる
髪型や清潔感、ヒゲ、鼻毛、まゆげ
まつげ、目の大きさ
簡単に言えば
いい表情を作る必要がある
無理をして表情を作る必要は無いけど
無口を多用するには重要な気がする
もう無口を利用して何年もなるけど
その副作用があるのは確かだ
自分の場合は家ではかなりの
おしゃべりになる
もう自分でも止められないぐらいの
言葉数を吐き出す
家ではずっとしゃべっている状態が
2時間ぐらい続く事もある
そして自分の中で
少し落ち着こうと無口を呼び戻す
そして家の中で周りから
誰もいなくなった時にテレビを見ながら
無口な静かな時間を過ごし
眠気に襲われ床につく
そして夢の中でも無口は継続される
無口は夢は静かな夢が多い
ただ無口な夢なのに
実際は大きな口を開けて寝ているようで
まくらの自分のよだれの冷たさに
時々目が覚める
そして寝不足になり
翌朝はいい無口になって出かける