母方のおばあちゃん家は
田舎of田舎で、
お盆は前日からご馳走を作り
多くの親戚やら近所の人が出入りし
3時頃提灯と落雁とか野菜の人形とか
お赤飯とかお菓子とかお花を持って
近くのお墓に行って
掃除して皆で拝んで帰り
後は家で10人ぐらいでご飯食べて
少しづつ夕暮れになった
大きな仏壇の前で
キコキコ音をたてて灯籠が回っていた
暗くなっていく部屋の襖に
模様が幻想的に映し出されていった
あれが走馬灯だと
最近知ったばかり
あの風景もあの時間も
そこにいた人たちの大部分も
私の記憶の中にしかいなくなっている
記憶の中の人やトモダチの方が
だんだん多くなってしまうのかなぁ
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