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やりたいことをやってみる①吹きガラス体験

「そうだ、吹きガラス体験に行きたい」と、急に思い立って、その週には吹きガラスの体験ができるお店へ、作品を作りに行ってきた。 


きっかけはX/Twitter

3年くらい前から吹きガラスに、興味があった。
その頃、注文住宅を建てることを検討していて、Googleマップで周辺情報を見ていたところ、行ける距離の場所に工房があることを見つけたのだ。

そのまま家づくりが忙しくてしばらく吹きガラスのことは忘れていたのだが、今年の4月、X/Twitter上で坂口恭平さんという作家さん兼芸術家兼何でも屋さんみたいな方が、吹きガラスで作品を作ってみたというポストをしていた。
そのガラスの作品が不格好だけどぽってりとなんだかかわいくて、「あ!私も吹きガラスやってみたいんだった」と思い出したのだ。

当初Googleマップで調べていた工房はちょっとハードルが高そうだったので、今回はそことは別の、より初心者に優しそうな印象だったお店に行くことにして、予約のために電話。
「今日、枠が空いてるので体験可能ですよ」と言われたので、勢いで電話したその日に体験をしてみることにした。

とりあえずイメージしてみる

体験の時間まで移動時間を除いて1時間くらい余裕があった。事前準備はとくに必要ないということだったのだけれど、私は不器用かつセンスがないので、とりあえず作りたいもののイメージだけでも事前に考えておくことにした。

HPを見ると、一輪挿しかタンブラーのどちらかが選べるそうなので、タンブラーに。

また透明ガラスをベースに、好きな色をいれることができるよう。

どんなものがいいかと思った時に、浮かんだのが海だった。

うまく作れるかはわからないけど、淡路島の海みたいな感じにしたい、と思ったので、そういうかんじの色を選ぶことにした。

体験レポ

体験の時間になったので、お店に入る。
その時間は他に体験の人はいなくて、マンツーマンだった。

事前にイメージしてたとおり、形はタンブラーにすることにし、色は透明に青いガラスと緑のガラスを入れることにした。

右の大きい釜に熱く溶かされた透明ガラスが入っていて、必要な分を穴の空いた棒に取って、左の小さい釜でガラスを溶かしながら形を作っていく。


吹きガラス作成の流れは、ざっくりと言うとこんな感じ。

作りたい形と色を選ぶ

スタッフの人が穴の空いた棒に熱で溶けたガラスを付けてくれるので、棒を回転させながら、息を吹き込んで丸く膨らませる

ガラスが膨らんだら、ガラスを熱して、回転させながら色ガラスをくっつける

またガラスを熱して、底になる部分に板を押し付けて平らにして底を作る

ガラスを回転させながらハサミみたいな道具でガラスの口になる部分に筋を入れる。ガラスの底の部分に2つ目の支える棒をくっつけて、ポンッと叩いて最初に使ってた棒からガラスを切り離す

ガラスをまた熱して、ガラスの飲み口になる部分にハサミみたいな道具を入れて口を広げていき、タンブラーの形にする

スタッフの方が全部指示していい感じにしてくれるので、私はその指示に従ってワタワタやっているうちに、あっという間に完成した。

完成したグラスは急に冷やすと割れるそうで、1日くらいかけてゆっくり冷やして形を固めるらしい。

なので当日は完成品を受け取れないので、後日取りに行くことにする。

タンブラーが完成

ということで完成したのがこちら

青色をメインにしたかったのだが、緑色が強いタンブラーになった。

かわいい…、!!

側面をまっすぐにできてなくて、微妙に傾いてるところもかわいい。


底に濃い緑と青が混じっているところも良い。


愛着が湧きすぎて、受け取って以降、毎日これで水を飲んだりカルピスを入れたりしている。

こんなにちゃんとしたタンブラーになると思ってなくて、(お店の人がたくさん手を加えて修正してくださったんだと思う)、かなりのお気に入りになった。


今回行ったお店は、体験で1回4,000円。教室に通うと全6回36,000円らしい。

もっとやってみたい気持ちが現時点でかなり強いが、教室6回も気持ちが持続するかわからない。あと、今回のお店はちょっと遠くて行きにくく、定期的に通うのは難しそう。

なので、今後も吹きガラスをやりたい気持ちが持続するようなら、今度は最初Googleマップで見つけていた工房で改めて体験をしてみることにした。

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