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パリのContemporary Artシーンについて感じていること_余裕とかクオリティとか

4月に入ってもう2週間だと…!?早すぎる。

サマータイムに入ったパリが覚醒しています。

冬眠から目覚めたパリジャン・パリジェンヌたち

天候が素晴らしく、セーヌ川でチルする人でごった返し。そんな自分も、今週はひたすら友人達と気付けば12時間も外でおしゃべりしたり、公園でピクニックしてました。これがヨーロッパの夏なのかと。4月でこんな感じだったら、本格的はバカンスシーズンどうなっちまうんだと。本当に冬が残酷過ぎたため、陽が出ようもんなら作業を放棄して外でボケーっとします。室内手働いてる場合じゃありません。

ようやくパリの街が自分にフィットしはじめたと言いますか。以前までは早く帰りてぇなと思ってましたが、今は居てもいいなと思えてます。でも正確に言えば、パリに居続けたいとは思わない。ここは自分にとってずっと住む場所ではない。かと言って、日本に帰りたい訳でもない。自分の感情が(良い意味で)よくわからない感じになってるんです。

パリに住みたくないと思う理由は、やっぱりContemporary Artシーンの面白くなさ、ですかね。まあパリのContemporary Artシーンが良くないのは留学前からなんとなく想像ついてましたが。やっぱりメインストリームはロンドンかニューヨークですし、今だとベルギーとかオランダの方が面白そうな印象があります。やっぱりパリは、未だにモダンを引きずっているのです。

その面白くなさっていうのは、やっぱりフランス人の持つ「余裕」によるものなのかなぁと思ったり。

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