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社会人大学院(東工大・JAIST)をよく考える

こんにちは、ろろいです。前回も言っていたような気もしますが新年度が始まりちょっと忙しくなってきました。出勤が増えたこともあり、4日×往復2時間=週間8時間を奪われるということはなかなかにインパクトがありそうです。相変わらず大学院のことは悩んでいるのでまた得た情報をアウトプットしていこうと思います。

※今回から執筆負担軽減のために知識を列挙するところ以外は断りなくchatGPTを取り入れていますのでご容赦ください。内容自体は私が整理しています。

大学院選び

社会人大学院の選択肢(東京)

学士で社会学を、修士で経営学を学んだ私にとって、AIと人間情報の研究への興味は一見遠いように感じられます。しかしながら、現代社会においてこれらの分野の重要性は日増しに高まっており、自らのキャリアパスを見つめ直す上で、理系の研究に触れることは避けて通れない道となっています。ただ東京で働きながら学ぶという選択は、時間的な制約や金銭面の負担を意識せざるを得ません。そこで、私は研究の範囲が広く、社会人向けにカリキュラムが整備された大学を探しました。
結果として、東京工業大学の技術経営(MOT)課程と北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の東京サテライトが、ありました。(というより、選択肢がありません。)東京工業大学のMOT課程やJAISTの東京サテライトは、社会人のライフスタイルに合わせた柔軟なスケジュールが魅力ですが、は達して私の興味関心を満たしきれるのか不安なところもあります。(特にJASITについては北陸が本部ですので、あくまで出張所だとすると濃度は低めな印象です。今回は選択肢には入っていませんが筑波大学の東京キャンパスも同様です。

研究テーマ/学習テーマ

人間情報とAIの両方に関心があるため、どの研究領域に進むべきか悩んでいます。集団の中での意思決定を扱うのは社会心理学ですし、一方で人間の感情や感覚処理については人間情報学あるいは感性工学・感情工学です。ただAIのインタラクションという側面で言えばコンピュータインタラクションの領域になります。自分の興味関心がマッチする先生がいるのかどうか、あるいはどこで研究されているのか、見つけるのがとても難しいと感じました。

東京工業大学

東工大は理系の東大ともいわれているような研究団体ですから、キャンパスの広さや研究ネットワークなどかなり充実している印象です。今後は東京医科歯科大学との統合により、東京科学大学と名前を変えますが、日本の科学を牽引するような大学になっていくのだろうなぁと思うと、期待ができます。
肝心の研究領域ですが、MOTは技術経営課程ですのでビジネスマンがビジネスに関連する技術を学ぶというものですので、実はMBA課程に通じるものがあります。説明会でお話を伺ったのですが単位の持ち込みが可能なので負担が少し減らせる一方で、そもそも学べるものが本当に価値があるのかというのが疑問です。ただ私は修士論文を書いたことがないので、まず博士の前の準備という意味であれば最適だという捉え方もできます。実際にMOT課程の先生方は博士課程も持たれているので、そのまま博士課程に進むという選択肢も取れないわけではありませんし、検討余地があります。

北陸先端科学技術大学院大学

JAISTはMOT課程の他にMOS課程、IoT/AIイノベーション課程なるものを持っていますが、重点領域の違いはあれど「ビジネスマンが足を伸ばして学ぶ」という域は出ないのだろうなと感じました。研究大学がビジネスマン向けに講義開放したよ、というところでしょうか。説明会が来週開催されるのですが、あいにくTOIECの試験とかぶっており参加できないのが残念です・・・。
先生方を見てみるとこちらも博士課程まで見られている先生方がとお見えのようですが、先程も書いたとおり「あくまで出張所」というのが気になるところです。JAIST本体であれば研究施設含めて揃っているものが多いのかもしれませんが、「なんで東京先端科学技術大学院大学」がないんだよぉと思いました。(いや、東京大学とか東工大、筑波大学があるからなんでしょうけれど)

働きながら学ぶことと研究すること

さて、学ぶことと研究することは全く違うことだと思います。学ぶことは取り入れることですし、研究することはそこから新しい人類の知識を芽吹かせていくことです。ですので、「学ぶこと」に意味がないわけではないですが、研究するということとは違います。したがってMOT過程に行くことは知識を入れつつも研究活動を見定めていかなければならないことを意味しています。
また私は10年ほど社会人をしておりますのでアカデミアの知人がほとんどおりません。そのため研究事情などはそちらのネットワークを作って学んでいかないといけないなと思っているところです。

今の所の制約事項を整理すると、東京工業大学の技術経営過程で学びながら修士論文を書いて研究準備。その後、博士課程に進学してさらに論文発表という流れでしょうか。まだまだ道は遠いですが、ビジネスより答えのないものだと思っているので、楽しみです。


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