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母親の誕生日前、娘の不審な行動の記録

先日、私の誕生日を迎えました。

正直、誕生日だからと言って特別テンションが上がるわけでもなく、今年もふんわりと、その日を過ごそうとしていました。のですが。

数日前から、娘(6歳)が何やら企てておる。

どこから見ても明らかに不自然な言動。私はそれに、あくまでも気付いていないフリをする、オカシナ茶番劇が始まりました。

例えば。

朝起きると、娘が日付を聞いてくる。私の誕生日まであと何日か指折り数えると、夫に駆け足で近づき何やら耳元で囁く。

突然、好きな色を聞かれる。(ピンクかな?と適当なことを私は答える。)

娘が自室に閉じこもって、誰かが入ると絶叫する。

とか。

こんなこともありました。

娘と買い物に出かけ、アイスクリームを買おうとした時、保冷バッグを忘れたことに気付きました。また今度にしようと私が言うと、

「今度パパが秘密の買い物に行くから、アイスも買ってきてもらうね」と娘。

「そかそか(秘密ねぇ・・・)」と私。

とか。

一方で、長女が一生懸命奔走している様子に、私もなんとなく、誕生日ケーキを焼いてみたり、ご馳走を準備してみたり、少しだけ特別に過ごしてみようかと、そんな気持ちになりました。

誕生日、当日。

自分のために焼いたキャロットケーキ(日持ちするから)は上出来で、少しご馳走に見えるミラノ風チキンカツレツは珍しく、綺麗な黄金色に仕上がりました。

そして振り向くと、娘の胸には夫が用意したピンク色のバラの花束と、娘が書いた手紙が抱かれていて。

バラの花束をシャイな夫が自ら用意したとは思えず、あぁこのことだったのかぁと、娘の粋な計らいを嬉しく思いました。

そんな私の心情を察したのか、娘が言うのです。

「ママ、私はパパに、ピンクのお花を買ってきてと頼んだの。バラを選んだのは、パパだよ。」


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