全て投げ出したい、と思った話

なんだか、一つ一つはささいなことかもしれないけれど、それが重なって急に心の余裕がなくなって、研究室に行くのが嫌になって、なんか全部投げ出したいなって思ってました。2日前まで。

思い切って一日学校サボってみて、なんだかわからんけど回復してきました。

自分の中で結構辛かったので、ぼんやりと思ったこと残しておこうかなと思います。

この期間先輩との関係、恋愛、家族との関係の3つが重なってしまいました。


きっかけは、直属の先輩でした。

以前からそうですが、この先輩と自分はどうも合わない。今回特にそう感じました。まだもやもやしているので、少し言葉が強くなってしまうかもしれません。

まず、卒論までの自分のデータをまとめて見せたら、「これ、1か月分くらいのデータしかないよね笑」って言われ、まずかなりきました。
その後にも、よくないデータを見せにいくと笑いながら指摘されます。いやいやそれはさすがにやるでしょ、みたいな感じで。
何か作業の指示を出すときも、いつも自分基準。進捗を聞かれてああ、まだそれくらいなの、計画性持ってやりなね、みたいなことを言われる。

もちろん、反論があまりできなかったり、実験とかいろんなことの効率が良くない自分も悪いのかもしれない。でも、自分なりに懸命に向き合ってるつもりなのに、その言い方はどうなんだろう。
博士課程で優秀なのはわかるけど、自分が研究に着手したての頃そんなにバリバリなんでもできたのだろうか。あと何より、心を大切にする気持ちはあまりないのだろうか。

まったく合わないのに、研究テーマ上、頼らざるを得ない。なのに、相談に行くとほとんど嫌な気分になる。

そんな感じでその人に話すこと、そして一緒の空間にいることが嫌になりました。居室が一緒なのも運が悪かった。


さらに、恋愛のこと。

久々に会った中学の同級生に、「中学のころ好きだった」と言われました。自分も当時気になっていた子だったのですごくうれしくて。舞い上がっていました。

どんな感情でそれを言ったのかはよく分からないのですが、そこですごく意識してしまって。なんだかフワフワしてました。

僕は恋愛の経験が少ないので何をしたらいいかわからず、友人に電話で相談しながらいろいろ決めて、とりあえずご飯に誘おうとしたんです。

でも、なんか全然そんな感じじゃありませんでした。悲しかったなぁ。
いやそんなたいしたことじゃないやろ!って思うかもしれませんが、自分にとっては結構辛かったです。

ああ、やっぱだめなのかな、みたいなね。


そして最後、家族のこと。

noteには書いていませんでしたが、10月頭に家族の猫が亡くなりました。でもそれは、すごく切り替えられたしなんか初めて命としっかり向き合えた気がしてよかったんです。

問題は家族、というか父のことです。

かけがえのない家族が亡くなった日、父は悲しんでいました。でもそれは、家族を失った悲しみというよりかは一つの命が失われることを実感した悲しみ、とでもいうのでしょうか。なんだかすっごく違和感を感じたんです。
あとは、最も近くで面倒を見ていた母への対応がひどくて。そして、いかにも家族を想っていた、悲しんでいたような言葉だけはあって。

そこから、あんまり好きではないです。苦手です。
もともと少しそういうことも感じていましたが、家族である特別感みたいなものでぼんやりしていたものが、今回線を越えてしまった感じがします。

家族といえど他人です。あまりにも人に対する対応がひどい。家族だということへの甘えがひどい。
どうしてああいう態度をとって当たり前のように子供たちが離れないと思っているのでしょうか。わからない。



と、こんなところです。どれに関しても、なんか逃げられなくてつらいです。先輩は毎日顔を合わせるし、恋愛のことは向き合っては逃げてを繰り返している自分が嫌になるし、家族はまだ養ってもらっている身なので難しいし。

そして、どれも相談できる場所・人がないのもすごくつらい。これが一番問題だよなってのは自分でわかりつつ。でも結局誰にも言っていません。
そうするとそういう人間関係なんだよなってまた嫌になり…の繰り返しです。


今は少しづつ楽になってきました。よかった。結局のところ本の力を借りながらまた自分で解決してる。
なんか別にやらなきゃいけないことなんて一つもないなって気がついて。いくら休んでも大丈夫メンタルになってきてから少しづつ。あとは運よく先輩がこの2日休んでたのも大きいかも。ついてる。

また同じようなことあるかもだけ、やっぱ一人で解決するのって無理あるなってこうなるたびに思う。
誰かに相談してみよう。だれでもいいから、今の時代友人じゃなくても相談に乗ってくれる人だっているし。学校とかにもね。
心が揺れやすい気質なのだから、うまく付き合っていこう。


最後に、今回助けられた本と歌をここに記しておきます。

「生きるぼくら」原田マハ
なんか人生の本質に向き合っている感じが感動した。普通に生きているだけでいいんだなって思えた。泣くのもすっきりしてよかった。
「水平線」backnumber
自分にとって特別な歌。目標にしていた大会がなくなってどん底にいるときにリリースされて。今聞いてもグッとくる。
心は誰にも見えないのだから見えるものよりも大事にするといい
というところが今回たまたま耳に入ってふっと腑に落ちた感じがした。

本当にありがとうございます。助けられました。
本とか音楽の力ってすごいと改めて思った。


頭が整理されてちょっと軽くなりました。ありがとう。またなにかあれば残しておこうかなと思っています。



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