日本でも広がりつつある「リテールメディア」
ども、スマレジの新垣です。
スマレジは、高機能かつアプリで自由に機能を拡張できるクラウドPOSレジです。
気まぐれ写真コーナー
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リテールメディアとは、小売店が運営する広告媒体
最近、リテールメディアのニュースや話題を聞くことが増えてきましたね。
小売店が取引企業から広告料を受け取り、店内のデジタルサイネージやECサイトなどで商品を宣伝する取り組みです。小売店の新しい収入源として注目を集めていますね。
小売店は店舗やECで得た顧客情報や購買情報を大量に持っていますから、それらを活用することで、効果的な広告運用ができるようになります。まさにデータは「宝」です。
膨大なデータと分析力で、効果的な広告運用が可能となり、そのリテールメディアに広告出稿をしたいというメーカーが増え、新たな収入源になるという構図ですね。
先日の日経新聞によると
ファミマはデジタルサイネージの設置数を増やしているようです。
アメリカでは、Amzonや店舗を持っているWalmartのリテールメディアが急拡大しているようです。
顧客情報、購買情報は「宝」だ!
多くの消費財メーカーは、小売店を通して消費者に商品を販売します。よって、メーカーは自社の商品がどのような消費者に買われたかというデータを自社で持つことができません。じゃー、誰がそのデータを持っているのよ?となると、答えは「小売業者(リテール)」です。
最近では、店舗のPOSレジに蓄積された顧客情報や購買情報だけではなく、自社アプリやECサイトなどのメディアでも消費者との接点を増やすことで、ひとり一人の購買行動に基づいた顧客体験を提供しようという流れになってきています。
「POSデータ」×「ECのデータ」×「アプリのデータ」×「CRM(顧客関係管理)データ」をうまく組み合わせて分析する。
分析して得た情報を、リテールメディア運営にも活かして新たな収入も得よう!
そんな流れで、リテールメディアが注目されているんだと思います。
課題は?
課題はずばり「CDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)」なのだろうと思います。(私の見解です。)
店頭のレジ
ECサイト
アプリ
CRM
↑
これらで集めた膨大なデータを分析することで、効果的なリテールメディア運営ができるのでしょう。
運用したリテールメディアで得た結果や反応率などの情報も合わせて分析することで、さらに効率や効果を上げることができそう。
それらをすべて掛け合わせて分析するには、CDPが必要なんだよなーと思います。
ですが、CDPって、中小企業に売上規模だとまだまだ手が出にくい価格だと感じています。つまり、中小企業のリテールメディア運営には、彼らが手を出しやすい価格帯のCDPが求められるのではないでしょうか。
AmazonやWalmartなどの巨大企業の成功から始まったリテールメディア。日本でもマツモトキヨシやファミリーマートなど、割と大きな小売業者が活用を始めました。この流れは中小企業にも来るのだろうか?いや、そもそも中小企業にリテールメディアは必要か?新しい収入源になるのなら欲しいけど、そもそも運用できるのか?
リテールメディア、まだまだ注目を集めそうです。
ではまた。
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