自分の中に「話したい」という気持ちが芽生えてきて
これはいいことなんじゃないか思っている。

私は小さい時から自分のことを「話す」
ということをしてこなかった。
自分のことを話して
周りの人に負担をかけさせてくないと思っていた。
何でも自分１人で解決しなければと思っていた。

愚痴を聞かされて嫌だったから
愚痴を言わないように我慢していた。

誰かと話すときも「話したいこと」を話すんじゃなくて
その人と「何を話すべきか」を考えていた。

就活の面接でも
「自分がやりたいこと」を考えることなく
「その会社の面接だったら何が模範解答なのか？」と
「話すべきであろうこと」ばかり考えていた。
（そしたら落ちまくった）

悩みも話せなかった。

本当は辛いのに
表面では大丈夫な風を装って
なんでもないようなフリをしていた。
私の癖。我慢すること。

「自分でやらねば」と思っていて
自分から助けを求めることができなかった。

私は前の仕事を秒速でやめてしまった。
問題を起こすことで
「私を見て！」「助けて！」って
周りに伝えようとしていたんじゃないかと思う。

そうやって表現するしかなかったよなと思う。
そうやって注目を得ることしかできなかったんだなと思う。

＊＊＊　＊＊＊

カウンセリングや自助グループに行くようになって
自分の中にも「話したい」って気持ちがあるんだとわかった。
それを表現してもいいんだって思えるようになった。

悩んでいることでも
助けてほしいことでも
愚痴でも
思ったことでも
感じたことでも何でも
話してもいいんだ
表現してもいいんだ
と思えるようになってきた。

ちゃんと聞いてくれる人もいるし
「何かあったら、私にちゃんと頼って」
って真正面から言ってくれる人もいる。

自分の周りに自分のことを
安心して落ち着いて話せる人（場所）が
もうちょっとほしいなって思う。今日この頃。

（話したいことは書いてもいいんだよな〜と思った。）