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「伝えた」と「伝わった」は違う017

こんにちは。「このはな療育室」のさつきです。
保護者の方とお話をさせていただくとき
私たちが常に
気を付けていることがあります。

それは、
こちらが「伝えた」と思っていても、
相手には「伝わっていない」ことがよくある
、ということです。

専門家として日々何気なく使ってしまう言葉や
制度の内容を、なるべくわかりやすく保護者の方に
お伝えしたはずなのに、
あとから、もう一度、確認させていただくと
ご理解いただけていなかったり、
受け取り方にずれが生じていることがあるからです。

例えば、「集団のなかでできる配慮」という言葉を使う時、
療育者と保護者の方が思い描く内容は
微妙に異なっていることがあります。
「集団」が表す状態も、双方が考えている内容は
異なっていることがあるのです。

お子さんの代弁者として、
保護者の方は、
これからも小学校の先生、放デイのスタッフ、
習い事の先生や地域のお友達の保護者さんなど・・・
様々な方々と、お子さんのことについて
やりとりをしていかなければなりません。

どうしたら、相手とズレなく、お子さんのことについて
共有できるか、どのような言葉を使ったら
ストレスなく伝わり合うのか
、を
「このはな療育室」では
保護者の方と一緒に考えながら、
伝わり合う伝え方について、練習していきます。



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