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時代に求められる「休息」の姿が変化している

こんばんは。
株式会社TeaRoomの岩本です。

今日は最近思う、新しい「休息」についてメモ程度にまとめてみようと思います。おそらくこの価値観で時代を生きているのは、新卒で「リモートワーク」を体験してきた世代前後ではないかと思っています。特に会社に強引にリモートワークを強いられているというよりも自発的にそれを選んでいる世代。以下は、私のイメージと肌感覚だけで書き記すので、色々ディス等はやめてください!意見は大歓迎です!笑

今までの「休息」

今までの休息は忙しない日々の中での「小休止」というイメージが強くあります。仕事中心の世の中で、西洋化された社会において、カフェがその立場を演じたのかと思います。サードプレイスのような概念はまさにその際たる例であり、仕事場ではなく、家庭ではなく、ふと小休止でき、仕事も捗る、そんなスタイルが今までの休息だったのかと。平日と休日が区別され、平日は仕事、休日は休むというようなライフスタイルが前提です。

これからの「休息」

リモートワークが盛んに始まったここ数年、最近の休息は「休める時に豊かに休む」休息になっているのでは?と仮説を立てています。何が違うんだ、という話ですが、忙しない日々で仕事の合間を前提にした小休止ではなく、休む時間を確保した上での休息です。前者は営業の間に喫煙所で小休止、後者はシーシャ屋で仲間と会話しながら休息を取るイメージ。お茶屋さんで例えると、営業回りの最中にかっこいいお茶屋でお茶を一杯飲む休憩と、休もうと決めてゆったり2時間伝統的なお茶屋でお茶を飲むのの違いです。(お茶で例えるのわかるかなぁ、、、笑)

こちらは平日と休日の境目が完全に無くなり、かつ業務委託を中心としたジョブ型に近い仕組みになった世の中において、長時間労働ではなく、時間を区切った仕事スタイルができるようになっている社会で実現すると考えています。日曜日に時々、豊かに休みを取りたい!と思う瞬間があると思うのですが、あれが平日にも起きるようになるイメージです。

大手が狙うマスマーケットはまだ「今までの休息のまま」

まだ社会は極端に変化しておらず、平日に豊かに休んで豊かに仕事をする人がどれだけいるかと言われれば、そんなに多くはないと思います。そのため、まだまだ拡張しうる、かつ市場での需要が顕在化しているその小休止枠を大手企業は中心に取りに行っているのでは?と考えています。

例えば、最近カフェ/コーヒーブランドでのお茶の展開が盛んに行われていますが、カフェの小休止イメージ(BOSSなどの屋上で缶コーヒーを飲んでるイメージ)でお茶を展開する企業が増えました。

詳しくはこちらに書いているので、見てみてください↑

ニッチなスタートアップたちは「これからの休息へ移行」

ニッチな変化ですが、スタートアップをはじめとする新興企業や新興の世代はみな、休みをどれだけ豊かにしようかを常に考えて生きているような感覚があります。

サウナも休めるときに休む形としては非常に良い形だと思います。以下のホテルにはサウナと共にワーケーションのしやすさから人が集まっていますし、最近京都に月の半分行くという同世代が増えているというのも近い概念ですね。シーシャなんかもまさに同じ感じがします。

忙しない日々の中に小休止を設けて、なんとか頑張ってきた世代から、そもそも忙しない日々は生きずに、どう休むかを戦略的に考える世代へ。

小さな変化かもしれませんが、「休息」の形が変わってきていることは社会にとっても大きな文化的変化ではないかと思います。

いまは時代の境目なので、どう盛り上がるか楽しみ

さまざま記事が出ているものの、おそらくもう数年すると大手清涼飲料水メーカー含め、休息×飲料をコンセプトとしたオフライン店舗の出店がさらに加速するのでは?という感覚があります。「小休止」を追う世代がパイとして少なくなった先にあるのは、しっかりと休息を取ることを目的としてお金を払う世代。ファストではなくスローな世界が飲料の世界にも近づいているような感覚があり、とても楽しみです。

個人的には顧客単価が高く、エンゲージメントが高く、チャーンが少ない、昔のお茶屋的世界観なのでは?と思ってワクワクしてます。

採用について

採用頑張ってます。もし「お茶×休息」など興味あれば一緒に事業立ち上げしましょう!🍵
履歴書、職務経歴書とともにinfo@tearoom.co.jpまでご連絡お待ちしております!


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