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カルチャーはたった1人の妄想から始まるvol.3

サーフィンをはじめて半年、上手い先輩サーファーのおかげではじめて波に乗れた時、僕はある感動的な体験をする。そこで感じた作りたいカルチャーとは?
そんな前回はこちらから or 最初から読む。

「カルチャー」とはだろうか?普段良く考える。

カルチャーの語源を調べて見ると、

「culture」は「耕す」を意味するラテン語「colere」に由来し、初めは土地を耕す意味で用いられていたが、英語に入り、「心を耕すこと」の意味で用いられるようになった。 そこから「教養」「文化」も意味するようになった。© 語源由来辞典

とあった。耕す行為は土の循環と同時に新しい空気を入れることになる。

空気が土に入ることで植物は根を張りやすくなり、水分や養分を吸収しやすくなる。

土の循環とあいまって、植物が育ちやすい環境になる。

身近な例をあげよう。初めて海外旅行に行った時、大抵の人はカルチャー・ショックを受けるものだ。考え方も言語も、人の見た目も明らかに違う、そんな体験をする。

「日本」という土で育って来た人間がある時、別の「土と空気」に触れる。1週間もいれば最初の衝撃を乗り越え、徐々にその土地に慣れていく。

帰国すると少し成長したような自分を感じる。

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今の自分や環境に不満のない人はいない。人は心の底では誰しも、変わりたいと望んでいる。それは固まった土に覆われた種のようにも見える。

当たり前になった習慣や常識と言われる固まった土をどうやったら耕すことができるのだろうか?

そのキッカケは「圧倒的な否定」にある。

続く。

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