丸山綾子「白雪のblack note」

経営アドバイザー。トヨタ自動車(株) 経理財務部門で25年勤務。個人も企業も『育成』を…

丸山綾子「白雪のblack note」

経営アドバイザー。トヨタ自動車(株) 経理財務部門で25年勤務。個人も企業も『育成』を軸に活動。価格設定を始めとしたビジネス数字の捉え方や、長く稼ぎ続ける仕組み、仕事の進め方など伝授。波動カラーはブラックエンジン8割搭載の白雪姫。柴犬好き。

最近の記事

壁にぶち当たったら、原点に戻る

突然の告白?ですが、日商簿記1級を目指しています。 理由は税務がわかるコンサルタントになろうと、税理士資格を取るという目標があるためです。 税理士になるには受験資格があり、大学卒業とか実務経験とかあります。その中に簿記1級合格者というものがあります。私は高卒だし、経理本部での経歴25年といっても税務は未経験だし、そもそも大企業の経理なんて、経理業務全体のほんの一部しか担わないので、全体像がわからない。中小企業や個人事業主と仕事するなら、経理の全体像がわからないとね・・・。

    • 単に目標を掲げても、意味はない

      2024年も早3ヶ月経過。 新年度が始まりました。 新年度が始まり、新たな目標設定されている方もいるでしょうし、2024年初に掲げた目標を着々と進めている方も多いと思います。 さて、目標といえば、よく聞くのは 「インスタフォロワー1万人」 「なんちゃらで年間1000人」 「月商100万円」 とかありますが、あれって、どうなんでしょ? 数字を掲げるのは良いことだと思いますが、 数字を掲げるだけでは意味がないと思います。 もちろん、神社で参れば叶えられるものでもありません。

      • 根っこがなければ、幹も枝も育たず、花は咲かずで実もつけない

        根っこがない、もしくは細い植物は、どんな風に成長するのだろう? 根っこが細いのに幹や枝が立派に伸びるだろうか? 綺麗な花が咲くだろうか? たわわな実が実るだろうか? 伸びないし、咲かないし、実らないと思う。 しっかり成長するためには、やっぱり根っこがしっかり張ってないと。と思う。 それは人間もビジネスも同じではないかと思う。 そして、ビジネスにおける根っことは?幹や枝とは?花とは?実とは?なにか? 私はSNSなどの販促は幹や枝、自分が得られる成果物は花や実だと思ってい

        • 最初は盛り上がるのに、なぜかダメになる関係性

          お友達関係や異業種交流会などで知り合い、意気投合して、「何かイベントとか一緒にやろう!」という動きは、男女問わずあると思う。 最初はすんごく盛り上がって、こんなこともいいよね!あんなこともしたいね!こんなことやりたいよね!と、なるけども、なぜか尻すぼみしていく。なぜでしょう? 原因は色々あるかと思いますが、私は原因のひとつに「しっかりとした認識合わせがされていなかった」のが挙げられるのではないかと思います。 「みんなの健康のため」 「女性の笑顔のため」 とかが、意気投

        壁にぶち当たったら、原点に戻る

          獏の如く、「不」を食べる

          私のところにご相談に来られるお客さまやクライアントさまは、起業という道を歩まれている中で、トラブルごとやお困りごとが発生した際「こんなこと誰に相談したらいいんだろう?」と途方に暮れた時に私の顔を思い出してご連絡してくださいます。 「自分、このままで大丈夫なんやろか?」 「都合よく使われているような気がするけど、関係性を壊さないように、相手方にどう伝えるべきか悩む」 「不利な条件を言い渡されて、泣き寝入りしたくないけど、どう返答したらいいのかわからない」 「起業セミナーに通っ

          獏の如く、「不」を食べる

          小さな幸せと、大きな挑戦

          本日の名古屋は、土砂降りの雨のち晴れ。 夕方になったら、あの雨はなんだったのか?と思うほど。 こういう景色を見て、あー、地球に生きててよかったなぁと、しみじみ思う(最近 歳のせいなのか、生きてること自体に感謝することが増えた)。 昨日が3.11だったこともあり、日々の小さな幸せを大切にしたり、足元にある当たり前の生活を当たり前とは思ってはいけないよな。とは思う。 でもそれでいいのだろうか?それだけでは、人生が小さく終わってしまうのではないかとも思う。 車を使う時、ガソ

          小さな幸せと、大きな挑戦

          大谷翔平選手が幸せだと思う時

          何をしても取り上げられる大谷翔平選手のインタビューを記事を読んで「さすが、超一流はこう考えるのか」と思ったので、備忘がてら投稿。 Numberのインタビューにて「何よりも幸せと感じる瞬間は?」という質問に対し、彼が答えた内容は ホームランを打ったとか、完投したとかではないのです。 成果ではなく、自分が決めたことをやり切ったかどうか。 やりきった1日だったと、目を瞑れるかどうか・・・。 自分の本気を出しきって、1日が終われるかどうか・・・。 私たちは何かと ・ま、いいか

          大谷翔平選手が幸せだと思う時

          群れると、売れない

          「みんなでがんばろー」という起業グループみたいなものがあると聞きます。詳しくも実態もよくわかりませんけども。まあ大体想像はできる。 まあ一人では心細いので、みんなで一緒にがんばりたい!みんなで一緒に上昇気流に乗っていこっ!的な感覚だと思いますが、 結論から言って、それうまくいかないと思います。。 群れるってことは、一言でいえば自信がないからではないでしょうか。 そして自信の無さは、当然のことながらお客さまに伝わる。お客さまから見たら、プロとして自立しておらず、単にサーク

          価値を売りたいなら、自分も価値で買わないと。

          「高額で商品を売りたい。」 「自分の価値をちゃんとわかってほしい。」 高額で商品・サービスを提供したいのは、よぉ〜くわかりますが、では、自分はどうだろう? 【価値】で判断して、商品・サービスを購入しているでしょうか。 お金とはわかりやすい形でのエネルギーの交換。いってこいの関係だと思っているので、自分が出すものも大きくないと、大きなもの(高額)は得られないと考えています。 先日 新しく契約してくださったクライアントさんが「自分の出し分は限りなく少なくしたいのに、より多く

          価値を売りたいなら、自分も価値で買わないと。

          SNSは、毎日投稿するべき?

          タイトルの質問をクライアントから、よくいただきます。 その度に、次のように答えています。 「コカコーラやユニクロ、ニトリのような大手企業が毎日あれだけのお金をかけて宣伝するのは、なぜだと思う?」 自社ブランドや自社商品を常にPRしていないと、同業他社だけでなく、色々なイロイロないろいろな情報に翻弄(ほんろう)される消費者(お客様)の心を掴むのが難しいからではないかと考えています。 一方で、私たちのような小規模事業者、個人事業主だとPRやアピールは主にSNSだと思いますが

          SNSは、毎日投稿するべき?

          私が、私を、私の見たい景色につれていく

          最近、自己肯定感に関する話題が色々あったので、備忘がてら脳内整理。 「自己肯定感が低いんです」 という話は、未だによく聞くが、 そのように言ってることで何か都合が良いようにも聞こえる。 自分の価値を落としておいたほうが聞こえがよいのか。それとも「そんなことないって〜」とフォローしてもらえるからなのか。理由はよくわからないけれど。 脳というのは、自分の思った方向に動いていくのだそうだ。 つまり「自己肯定感が低い」と言っていれば、そのような状況を自分で生み出してしまう構造

          私が、私を、私の見たい景色につれていく

          売りだけでは、売れない

          認定講師資格。 おしゃれな外観。 ○○歴20数年。 オーガニック100%。 海外仕込み。 特許を持ってる製品。  どこにもないオリジナルメソッド。など 「売り」となる武器は大事です。 でも、その武器を大きな声で宣伝しても、情報が溢れる昨今、それだけでは、売るのは本当に厳しいと、最近 しみじみ思います。 それだけ今の日本は「良いもの」が溢れている。 私自身に例えても、私はグローバル企業に25年勤めたのですが、それだけでは選ばれません。せいぜい「へー、すごいね」と言われる

          売りだけでは、売れない

          扶養を出るか、残るか

          女性の働き方について、考えさせられる制度の一つが「年収130万円の壁」だと思います。年収130万円以内におさめることで扶養家族となれば、社会保険料を自分で払わずに済むし、大手企業に至っては家族手当まで出してくれる。 出さないといけないものを出さずに済む・・というのはメリットかもしれません。でもその代わり「日給5000円の人」になる。 (130万円÷12ヶ月÷20日間/月をざっくり丸めた数字) 一方で扶養を出れば「日給10000円の人(それ以上)」になれる可能性がある。

          扶養を出るか、残るか

          アクサセリー売り場で学ぶ「なぜそれは売れるのか?」

          有名デパートに期間限定出店するクライアントさんのお手伝い要員として、店頭に立つことになりました。 人通りが激しい1階フロア、入り口正面のアクセサリー売り場。1日10時間×4日間。最初は、ただのサポート要員のつもりでしたが、なかなか見応えがあります。 見応えポイント。 来店者が入り口のドアを開けると、ほぼ真っ直ぐお目当ての売り場に直行するのです。ふらふらしても、頭の中は8割方、お目当てのショップが「目的地」という足取り。日曜はその傾向が顕著。雑誌などを見て訪れる会社員の方た

          アクサセリー売り場で学ぶ「なぜそれは売れるのか?」

          文字は過剰、数字は不足

          本日 会社設立しました。 対外的に器は変わりますが、中身は変わりません。「ビジネスシーンの中で地に足をつけて活躍する女性起業家をより多く輩出する」ことをミッションに取り組んでいきたいと思っています。 引き続きよろしくお願いいたします。 「どうして法人化することにしたの?」と聞かれます。答えは「主に信用力を高める」ためですが、設立準備を進める中で、自分の中で覚悟が芽生えていったというのが正しいところしょうか。 会社設立にあたっては、昨年初からぼんやりと考え始めて、各方面から

          文字は過剰、数字は不足

          「とりあえず、走りながら考える」の危うさ

          よく「とりあえず、動く。そして、走りながら考える」と聞きます。 半分合ってて、半分危ういと思っています。。 動いてみないとわからない。のは、本当で。 行動した結果、思っていたことと違うことは良くも悪くもある。 だから、うだうだ考えているより、はよ動け。というのは本当だと思います(そうやってクライアントのお尻叩くこともよくあります)。 そういう意味で、走りながら考えるのはアリアリではあるんですが、その言葉、一旦立ち止まって考える必要はあります。 「走りながら考える」ことを

          「とりあえず、走りながら考える」の危うさ